大日連山縦走 ~好展望と過酷さが絶妙な縦走路~

登山ブログ
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7月も中旬を迎え、梅雨明け前にもかかわらず連日の猛暑には堪えます。
だいぶ雨の日が減ってきたので、そろそろ梅雨明けですかね。
梅雨が明ければ、いよいよ夏山の季節到来!!

さて、今年の夏はどこを歩こうか。

その前に、海の日の3連休を利用してどこかに行こうかな。
天気も良さそう。
せっかくだから小屋泊でのんびり歩こうか。
夏山の歩き初めに相応しいお山は・・・

ありました!!大日連山縦走に行こう!!

室堂から入って、奥大日岳、中大日岳、大日岳と縦走し、称名滝へ下山するルートを歩きました。
盛夏の大日連山は絶景の縦走路でした!!

大日連山の基本情報

大日連山(だいにちれんざん)は、北アルプス立山連峰の主稜線から派生した尾根の山群です。
主稜線上の剱御前から西に分岐する山稜を「大日尾根」と呼び、その大日尾根上に連なる山々を指します。
大日連山のうち、大日岳、中大日岳、奥大日岳の3峰を併せて大日三山(だいにちさんざん)と呼ばれています。
大日三山の最高峰は奥大日岳で標高は2,611mです。

登山口は室堂と称名滝の2箇所です。

登山口へのアクセス方法、駐車場、トイレ

室堂には「立山黒部アルペンルート」を利用してアクセスします。
立山黒部アルペンルートは、長野県側と富山県側にそれぞれ起点がありますが、関東からのアクセスは長野県側の扇沢からが便利です。
扇沢には24時間利用可能な駐車場があります。駐車場にはトイレもあります。

扇沢へは公共交通機関を利用してもアクセス可能です。

扇沢の駐車場です。
室堂に向かう方はもちろん、扇沢は針ノ木岳や爺ヶ岳などへの起点となるので早朝から大変混雑します。この日は朝6時前に満車でした。

ルート上の山小屋、トイレ

室堂から称名滝へ至るルート上には、中大日岳と大日岳の鞍部に「大日小屋」があります。
小屋では軽食や飲料の補給、トイレの利用が可能です。大日小屋にはテント場はありません。

また、大日小屋と称名滝の中間付近には「大日平山荘」があります。
ここでも、軽食や飲料の補給、トイレの利用が可能です。

室堂から大日小屋までの間には水場は無いので、十分な水分を携行する必要があります。
盛夏の縦走路は暑いです。脱水症状を防ぐために多めの水分と塩分を携行してください。

大日連山に行ってきました!!

山のぼりした日

2023年 7月17日(月)~2023年 7月18日(火)

コースタイム

[1日目]
室堂(09:10)・・・みくりが池(09:21)・・・みくりが池温泉(09:24)・・・雷鳥荘(09:46)・・・浄土橋(10:05)・・・新室堂乗越(10:41)・・・室堂乗越(11:09)・・・2511mピーク(11:58)・・・カガミ谷乗越(12:05)・・・奥大日岳(12:30)・・・七福園(15:03)・・・中大日岳(15:15)・・・大日小屋(15:30)

合計:6時間18分(山行:5時間30分、休憩:0時間48分)

[2日目]
大日小屋(06:13)・・・大日平山荘(08:18)・・・牛ノ首(09:26)・・・大日岳登山口(10:40)・・・称名滝駐車場(11:01)

合計:4時間48分(山行:4時間14分、休憩:0時間34分)

GPSトラッキング

[1日目]

合計距離: 7.89 km
最高点の標高: 2596 m
最低点の標高: 2268 m
累積標高(上り): 689 m
累積標高(下り): -698 m
総所要時間: 06:20:18

[2日目]

合計距離: 7 km
最高点の標高: 2422 m
最低点の標高: 980 m
累積標高(上り): 44 m
累積標高(下り): -1486 m
総所要時間: 04:49:09

山のぼり開始

アルペンルートで室堂へ

まずは「立山黒部アルペンルート」を利用して室堂に向かいます。
長野県側の起点となる扇沢の駅です。
ここから電気バスに乗って黒部ダムを目指します。

きっぷは事前にWEBで予約し当日引き換えました。
WEBでの事前購入のメリットは時間予約ができることです。
当日券だと先着順に便が割り当てられるので始発便は競争必至です。
お値段は扇沢と室堂間の往復で12,300円!!
以前は9,000円ぐらいだったと記憶しています。だいぶ値上がりしましたね。。。

改札が始まるまで整然と列を形成します。
改札開始は出発10分前ぐらいです。

この日の始発便は利用者が多かったので4台稼働でした。
無事に席に座れて一安心。この後もどんどん乗り込んできて車内は満員になりました。

電気バスに揺られること15分ぐらいで「黒部ダム」に着きました。
正面のお山は立山ですね。きれいな青空に映えます。

夏場は観光放水をしています。
巨大な堰堤から放たれる大量の水は大迫力ですよ!!

堰堤から黒部湖を望むと、奥に赤牛岳が見えました。
黒部湖をぐるっと歩いて、やっとたどり着く登山口。
いつか、あの頂に立ってみたいです。

黒部湖と黒部ダムを満喫しながら、ケーブルカー乗り場に向かいます。
長野県側からのアクセスでは、いろいろな乗り物に乗れるので楽しいです。

ケーブルカー乗り場に着きました。
地下に作られている駅なので涼しいです。

出発駅から到着駅までの間はすべて地下を進みます。
珍しいですね。ずーっと地下を進むケーブルカーは。

5分ほどケーブルカーに揺られると黒部平に着きます。
次はロープウェーに乗って空中散歩を楽しみます。

最後はトロリーバスです。
電車と同じで軌道上部に架線があり、そこから電気を受けて走行しています。
見た目はバスですが区分は電車だそうです。

扇沢を出発して1時間ちょいで室堂に着きました!!
雲一つない快晴!!
立山三山もバッチリ望めます。

登山口を目指して

室堂ターミナルから登山口までは、整備された遊歩道を60分ほど歩きます。
ちょうどよいウォーミングアップになりますね。高度順応もできますし。

少し歩くと大日連山を望むことができます。
右端から歩き始めて、アップダウンを繰り返しながら左側のピークの奥にある大日小屋を目指します。

室堂にあるみくりが池から望む立山三山。
風が無い時は池の水がリフレクションとなり立山三山が映り込みます。
この日は風があったので残念ながらリフレクションはダメでした。

みくりが池温泉です。
ここの温泉は日本最高所の温泉だったような気がします。
ここに泊まって、のんびり立山三山を巡るのもアリですね。

温泉が湧くということは室堂周辺は火山地帯です。
火山ガスの噴出量によっては呼吸が困難になるため、遊歩道の脇には「防災箱」が多く設置されています。

こんな感じで火山ガスが常に噴出しています。
風下側に立つと硫黄の匂いに襲われます。

遊歩道といっても室堂はアップダウンが豊富な場所なので、足元はしっかりとしたモノが良いですよ。
ヒールのあるモノやサンダルは避けた方が無難です。

以前に立山三山縦走をした際に利用した「雷鳥荘」です。
ここも温泉に入れます。内湯と露天があった気がします。
とても居心地の良い場所でした。

雷鳥荘の前からは雷鳥沢のキャンプ場が見渡せます。
右のピークは別山、稜線上には剣御前小屋があります。
あの稜線の向こう側に剱岳が鎮座しています。

雷鳥沢キャンプ場に向けて標高を一気に下げていきます。
登山なのに早速の標高下げです。精神的にツライところです。

雷鳥沢のキャンプ場に着きました。
ここのキャンプ場は平坦で絶景に囲まれているので、楽しく過ごせそうです。
夜は満天の星空ですよ!!

称名川に架かる浄土橋。
これを渡るといよいよ大日連山の取付きになります。
ここまでが長かった。。。
ここからが登山のスタートです!!

“大日”と書かれたペンキから、いよいよ大日連山縦走の始まりです。
さて、どんな景色が見られるかな?

目指すは最高峰・奥大日岳

しばらくは称名川沿いを歩きます。
雪も少し残っていますね。

剣御前との分岐に出合いました。
右上に登っていくと剣御前小屋に至ります。
今回は指導標どおりに左側の道を進みます。

称名川を離れると新室堂乗越に向けての登りが始まります。
室堂から浄土橋までにかなりの標高を失ったのでそれを取り戻す感じですね。
浄土橋から新室堂乗越へは約160mほど登っていきます。

道中にはたくさんのお花が咲いていました。
これはハクサンイチゲですね。
6月から8月の亜高山帯から高山帯の湿った草原に生育する多年草です。

こちらはチングルマ
この花も花期は6月から8月で高山の多湿地に生えるお花です。

これはコバイケイソウですね。
初夏を代表する花で6月から8月に穂の先に白い花をつけます。
毒があるのでご注意。

素晴らしいトレイル。
正面の稜線に向けて標高を上げていきます。
勾配も緩やかなので気持ち良く歩けますよ。

振り返ると室堂が一望できます。
正面のピークは浄土岳ですね。右は国見岳でしょうか。
青空に盛夏の緑、白く残った雪、小屋の赤い屋根。
この景色だけでも大満足!!

ガレ場をやり過ごすと新室堂乗越はもうすぐです。
気温が高く暑い中なので、水分を補給しながらゆっくり歩いたほうが良いですよ。
いそいそと歩くとバテます。

室堂乗越に建てられている「大日小屋」を示す指導標。
ここから大日小屋までは、立山の主稜線から枝分かれした稜線を歩いていきます。

平坦な道、というか、下り基調な道を歩いて室堂乗越を目指します。
新室堂乗越から約30mほど標高を下げます。

「夏山サイコー!!」と叫びたくなる景色。
この景色を見ながらごはん食べて下山しても良いぐらいです。
でも、それだけだともったいないので景色を楽しみながら先に進みます。

モクモクと雲が湧いてきました。夏山らしいですね。
気持ちの良い稜線歩きが続きます。

稜線上にもたくさんのお花が咲いていました。
これはミヤマリンドウです。
花期は7月から9月で高山帯の湿り気のある場所に自生しています。

「正面のピークが奥大日岳か?」と思ってしまいがちですが、残念ながら違います。
奥大日岳はガスの向こう側にあります。

室堂乗越を過ぎると2511ピークと呼ばれる地点まで一気に標高を上げていきます。
ジリジリと照りつける日差しによって体力が奪われていきます。
この登りはキツく感じました。

一瞬ガスが晴れると、憧れの剱岳のお姿が!!
いつ見てもカッコイイ山容です。
遠くから眺めても「どうやって登るんだ?」と思わせるほどの岩稜です。

この黄色いお花はシナノキンバイですね。
高山帯に生え、雪渓が溶けたあとなどの湿った草地に生えています。

剱岳がガスに飲まれそう。
室堂側はガスは湧いていないんですが、剱岳側は御覧の通り。
風向きや気温、湿度によってコロコロ変わりますね。

指導標は建てられてはいますが、文字は見辛いものが多いです。
薄っすらと”奥大日岳”と読み取れますかね。

北側の斜面には雪が多く残っています。
チェーンスパイクや軽アイゼンは不要な感じです。
正面のコブのように盛り上がったピークが奥大日岳です。

登山道の右側には常に剱岳が望めます。
この日は、ガスに飲まれては晴れて、また飲まれて、晴れて、を繰り返していました。

暑い・・・
稜線上は高い木々が無いので強い日差しをダイレクトに浴びます。
日焼け対策と水分はしっかりと準備してください。

室堂は見えなくなり、代わって弥陀ヶ原が望めるようになってきました。
立山駅から室堂を結ぶ高原バスが走る九十九折の道も見えますね。
大きな台地といった感じの地形です。谷には称名川が流れています。

稜線上もガスに飲まれる時間が多くなってきました。
ガスの中は少しだけ涼しいです。

細かなアップダウンを繰り返しながら、奥大日岳に着きました!!
標高は2,606m、今回の行程の最高峰です。

「山頂からは素晴らしい景色が・・・」、と言うつもりでしたが、残念ながらガスガスで何も見えませんでした。。。
山頂で小休止をして大日小屋を目指します。

やっと着いた・・・

たっぷり休んだので、今日の泊地である大日小屋を目指して出発!!
奥大日岳からは約250mほど標高を下げます。

山頂直下は急な道です。
足元もガレているので浮石が多いです。
落石や転倒に注意して進みましょう。

コルまで下げた後は登り返します。
中大日岳への道は、50m下げて50m登り返してを何度も繰り返すような道でした。
これが効いてくるんです。最後の踏ん張りどころですね。

こんな感じの稜線歩きです。
きれいな登山道ですね。ガスも良い雰囲気。

中大日岳に着きました。標高は2,500mです。
残念ながらここもガスガスで何も見えませんでした。。。

中大日岳から約70mほど標高を下げると大日小屋が現れます。
室堂を出発してから6時間30分ほどが経ちました。
大日連山の縦走路は絶景の道でしたが、厳しい道でもありました。

ふーっ、小屋に到着です。
荷物を置いて、着替えて、アレを飲む時間がやってきました。
もうね。アレを飲むために山を歩いているといっても過言ではないです。
キンキンに冷えたアレはサイコーでした!!

朝焼けの剱岳を目に焼きつけて

おはようございます。
昨夜は縦走の疲れもあったのかぐっすり寝られました。
トイレに起きて小屋の外に出てみると、朝焼けを背負った剱岳が!!
写真では伝わり辛いですが、空の焼け具合がすごかったです。

大日岳のモルゲンロート。
残雪が朝日に染まっていて良い感じです。

だいぶ明るくなってきました。
空の雰囲気は一瞬で変わってしまうので、ずーっと見ていられます。

小屋で朝食をいただいて、準備を整えて、2日目を出発します。
今日は称名滝の登山口まで標高差約1,500mを一気に下ります。
標高差が大きいのでハードな下山になりそうです。

剱岳ともお別れ。最後にしっかりと目に焼きつけておきます。
今日は早朝からガスが多いですね。
大日連山の稜線も早いうちからガスに飲まれそうな天気です。

さて、下っていきますよ!!
まずは大日平にある大日平山荘を目指して歩いていきます。

南側の弥陀ヶ原方面はきれいに晴れていますね。
今日も暑くなりそうです。

大日平へは数回の渡渉点がありますので、雨のあとは沢の水量に注意が必要です。
この日は問題なく渡渉できました。

ニッコウキスゲの群生ですね。
黄色い花が緑色の草木の中で良いアクセントになっています。

大日平山荘までは1本道なので迷いのリスクは少ないと思います。
道も明瞭ですよ。

木道が見えてくると大日平山荘まではもうすぐです。
大日連山の稜線をガスが超えてきました。

大日平にもニッコウキスゲが多く咲いていました。
ニッコウと名にありますが全国的に分布しているお花です。

大日小屋から称名滝までの道中のほぼ中間点に大日平山荘があります。
山荘に着いたら小休止しましょう。

振り返ると大日連山の稜線はガスの中で望めません。
ガスによって日差しが遮られているので、この辺りは涼しかったです。

ワタスゲですね。
花期は5月から6月で花が終わると白い綿毛を付けます。高山帯の湿原に多く見られます。

大日平山荘に着きました!!
大日小屋から約700m標高を下げたことになります。
ここで小休止して、この先の道に備えましょう。

灼熱の下山路

さて、そろそろ歩き出しますか。
ここの標高が約1,700mほどで登山口が約1,000mです。なので、あと約700mほど標高をさげることになります。
まだまだ先は長いですね。

大日平は湿地帯です。
なので木道から外れないように歩きましょう。

弥陀ヶ原と一緒に大日平もラムサール条約に登録されています。
貴重な動植物を守るためにも、入山者もモラルを持って歩きたいですね。

振り返ると、湿地帯の中に立つ大日平山荘が望めました。
貴重な湿地帯の中に泊まれるので、ここでのんびり過ごすのも良いかもしれません。

湿地歩きが終わり、牛ノ首と呼ばれる地点から先は急な道になります。
湿っている道が続くので転倒にはご注意。

ハシゴも数か所ありました。
高度感は無いのでゆっくり下れば問題ナシです。

途中に1箇所だけベンチがありました。
標高が下がっているので暑さが一段と増しています。

登山口の称名平駐車場を示す指導標が現れました。
これに出合うと登山口まではもうすぐです。

勾配が緩くなり、九十九折りの道になるとゴールは近いですよ!!
あともう一息!!

登山口に着きました!!
大日小屋からは途中の休憩を含んで約5時間の道のり。いや~疲れた。。。
これで大日連山を無事に踏破です。

アルペンルートを通り抜けて

これから扇沢まで戻らなければ。。。
称名滝駐車場から立山駅までバスが運行されているので、それに乗って立山駅に向かいます。
バス停までは車道歩きです。

バス停のある「称名平休憩所」です。
ここに飲食店はありませんが、ここから少し登山口方面に戻るとレストハウスがあります。
バスの時間までレストハウスで過ごしました。

称名平を中心とした周辺案内図がありました。
案内図を見ると「えっ、室堂ってこんなに遠いの!?」と思いました。
人の足ってスゴイですね。

立山駅行のバス停です。
だいたい1時間に1本運行されています。

バスに揺られること20分ほどで立山駅に着きました。
立山駅から室堂までの片道切符を購入して、いざ、ふたたびの室堂へ!!

まずはケーブルカーに乗ります。
富山県側から室堂に向かう場合は、ロープウェーとバスを乗り継ぐだけです。
長野県側からのアクセスに比べると格段に楽ちんですね。

えげつない勾配をスイスイ登っていきます。
せっかく下ってきたのに・・・

ケーブルカーの終点の美女平からはバスに乗り換えて室堂へ。
乗り継ぎを考慮したダイヤが組まれているのでスムーズです。

バスに揺られて50分。室堂に戻ってきました。
2日間かけて歩いた距離は、アルペンルートを利用すると僅か1時間。。。
それでも車窓から見える景色を眺めながら、「あの稜線を歩いてきたんだ」と、心の中では充実感と達成感でいっぱいでした。

ロープウェーに乗って、

黒部ダムの堰堤を歩いて、

積雲が湧く赤牛岳を眺めて、

無事に扇沢に戻ってきました。
あー懐かしい。って言っても、扇沢を出発したのは昨日ですけどね。
アルペンルートを通り抜けたのは初めてです。
立山駅から扇沢までは約2時間30分ほどでした。

大日連山を歩いてみて

想像どおり、素晴らしい縦走路でした。
雷鳥沢を眼下に、その先に室堂や立山三山。剱岳に弥陀ヶ原と見どころ満載のトレイルです。

7月は高山植物も多く咲いていて、足元も見どころの一つです。

どの山でも同じですが、盛夏の縦走は「暑さ対策」を万全にする必要があります。
多めの水分の携行はもちろん、塩分も忘れずに携行し、道中、しっかり食べながら歩くことが大切です。暑さで食欲が落ち気味になると一気にバテてしまいます。

宿泊した大日小屋も居心地の良い山小屋でした。食事も美味しかったです。
小屋から望む剱岳も絶品ですよ。

アップダウンを繰り返し、距離も長いですが、大日連山はオススメの縦走路です!!