筑波山 ~彩り深まる双耳峰~

登山ブログ
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11月になり紅葉前線が南下してきました。

この時期だと標高1,500m以下の山々で色づきが始まり、見頃を迎えている山も多いのではないでしょうか。

11月3日は「文化の日」です。
この日は過去のデータから「晴れ」になりやすい「晴れの特異日」と言われています。

2021年も「晴れの特異日」の通り、天気に恵まれそうな予報が出ています。

さて、どこのお山の紅葉を愛でようか。
近場で紅葉が見頃を迎えているお山は・・・

ありました!!
日本百名山に数えられる名峰がちょうど紅葉の見頃を迎えていそうな感じ。

そのお山は筑波山

過去に何度も登ったことのある筑波山ですが、紅葉時期は初めての訪問になります。
端正な双耳峰の山頂付近は紅葉の見頃を迎えていましたよ!!

筑波山の基本情報

筑波山は茨城県にある標高877mのお山。
筑波山神社の境内地で、西側に男体山(標高871m)と東側に女体山(標高877m)を構える双耳峰です。
筑波山神社から御幸ヶ原に至る御幸ヶ原コースがポピュラーなコース。

アクセス方法、駐車場、トイレ

筑波山神社周辺には市営と民間を合わせて多くの駐車場があるのでマイカーでのアクセスが便利。多くの駐車場は1回利用で500円。民間駐車場は筑波山神社に近いほど代金が高い。おおよそ800円前後。
トイレは、駐車場内の設置されている場合や駐車場付近に設置されている場合もある。
どの駐車場を利用してもトイレに困ることは無い。

今回は市営第4駐車場を利用しました。
朝7時ごろの駐車場は空いていますね。

また、TXつくば駅から筑波山のつつじが丘行きのバスが運行されているので、公共交通機関を利用してもアクセスしやすい。

TXつくば駅からつつじが丘までバスが運行されているため公共交通機関を利用したアクセスも可能だが、運行本数に注意が必要。
また、紅葉時期と梅の時期は周辺道路が混雑するためダイヤ通りの運行は期待できない

ルートの山小屋情報

筑波山神社から山頂へ至るすべてのコース上に山小屋や水場は無いため、トイレは麓で済ませて、行動中に必要な水分や行動食を必ず携行してください。

ロープウェイ山頂駅や御幸ヶ原には売店やトイレがあるので、この付近まで登ってくれば補給やトイレは可能です。

筑波山に行ってきました!!

山のぼりした日

2021年11月03日(水・祝)

コースタイム

駐車場(07:00)・・・迎場分岐(07:22)・・・おたつ石コース合流点(08:12)・・・女体山(08:42)・・・御幸ヶ原(09:12)・・・男体山(09:48)・・・展望台(10:08)・・・男体山(10:18)・・・御幸ヶ原(10:32)・・・ケーブルカー宮脇駅(11:29)・・・駐車場(11:50)

GPSトラッキング

Total distance: 7.65 km
Max elevation: 870 m
Min elevation: 212 m
Total time: 04:50:13

山のぼり開始

白雲橋コースの取付へ

市営第4駐車場の正面には大きな鳥居が建っています。
筑波山神社へは鳥居の先に延びる車道を進んでいきます。

観光地なので指導標は多く建てられています。
ありがたいですね。

筑波山神社の手前には『筑波山大御堂(おおみどう)』があります。
ここは真言宗豊山派の寺院で、本尊は十一面千手観世音菩薩です。東京都文京区にある護国寺の別院です。

大御堂を過ぎると筑波山神社の参道に出合います。
今回は白雲橋コースで登るので筑波山神社は下山時に立ち寄ります。

筑波山神社の脇の道を進みます。
この辺りに白雲橋コースへ至る指導標は無いので注意が必要です。

いやー、朝から快晴の天気。
今日も気持ち良く山歩きができそうです。

脇道を5分ほど進むと指導標がありました。
女体山頂方面へ進みます。
筑波山は双耳峰なので2つの頂を持っています。それぞれの頂は「女体山」「男体山」と呼ばれていて、最高峰は女体山です。
白雲橋コースは筑波山神社から女体山へ最短で至るルートです。

この鳥居の先が白雲橋コースです。
いざ、女体山へ!!

おたつ石コースと合流

白雲橋コースの序盤は緩やかな樹林帯の中を歩くコースです。
ウォーミングアップには良いですね。

石段がきれいに整備されているので歩きやすいです。
森の中は涼しいので、歩いていてとても気持ちが良いです。

「迎場コース」との分岐点に出合いました。
迎場コースは筑波山神社からつつじが丘へ至るルートです。つつじが丘からはロープウェイが運行されています。
今回は左側へ進路を取ります。

樹林帯の中って良いですよね。
静かな木々の中を歩く雰囲気が好きです。

指導標も多く建てられています。
多くの人が歩いているので安心して歩けますね。

こんな感じのきれいな道が続きます。

つつじが丘から女体山へ至る「おたつ石コース」との合流点に出合いました。
ここにはベンチが設置されているので休憩地に適していますね。
ここで小休止して後半戦に備えます。

奇岩怪石群を眺めながら

この辺りまで登ってくると色づいた木々が多く見られるようになってきました。
いい感じです。

おたつ石コースとの合流の先からは、巨岩奇岩スポットが多く登場します。
まずは「弁慶七戻り」です。

これが「弁慶七戻り」です。
見事な石門です。落ちてきそうで落ちてこなそうな、絶妙な位置で巨石がハマっています。

お次は「高天原」
ここは奇岩スポットではないです。ここには稲村神社が建てられています。

次の奇岩スポットは「母の胎内くぐり」
地面と大きな岩の間をぐるっと回ることができます。
頭上が低いのでぶつけないように。

お次は「陰陽石」
下から見上げるとものすごく大きい岩なので、わたしのレンズでは全体を収めきれません。
超広角じゃないとムリです。。

標高を上げていくと色づいた木々が多く見れるようになってきました。
今の時期だと山頂から中腹にかけてが見頃と思います。

山頂に近づくにつれて岩登りが多くなってきます。
クサリもありましたが使わずでも大丈夫です。

続いてはパワースポット「国割り石」です。
パワースポットということで、時間をかけてじっくりお参りしておきました。

連続のパワースポット「裏面大黒」です。
さらに時間をかけてじっくりとお参りしときました。

立ち寄りし過ぎて予定よりも時間がかかってしまいました。。。
お日様もだいぶ高くなってきましたね。
女体山に向けて先を急ぎますか。

とは言っても、なかなか先に進めてくれないのが秋の筑波山。
紅葉黄葉がきれいです。これを眺めずに進んでしまうのはもったいない!!

久しぶりの奇岩「北斗岩」です。
2つの岩が寄りかかるように石門を作っていました。

女体山から望む絶景

そろそろ女体山に向かわなければ。。。
岩の道をぐいぐい進んでいきます。

山頂に近づくにつれて展望が効くようになってきました。
斜面の色づきも良いですね。

黄葉の中を進んでいきます。
徐々に勾配がキツくなってきます。踏ん張りどころですね。

山頂まで残り0.2km。
ここから先は急勾配の岩登りです。最後に踏ん張ってグイっと登り切ってしまいましょう!!

急登に喘ぎながら登り切ると女体山の山頂です。標高は877mで筑波山の最高峰です。
立派な山頂の標が建てられています。

山頂の標の近くには三角点もあります。

女体山の山頂からの展望は申し分なし!!
何度訪れても良い景色を見せてくれます。
色づいた男体山の山容が見事です。

東側の展望です。
中央に見えるのはつつじが丘でロープウェイが伸びています。
奥に輝いているのは霞ケ浦ですね。

南東には宝篋山が望めました。山頂には大きな電波塔が建てられています。
左奥は霞ケ浦です。

男体山を見てみると、紅葉は山頂から下りていくのが良くわかります。
山頂から中腹にかけては色づきが進んでいますが、中腹よりも下ではまだ木々は緑色。
2~3週間かけて麓へと紅葉が下りていきます。

つつじが丘から伸びるロープウェイ。
女体山にはロープウェイ、男体山にはケーブルカーでお手軽にアクセスできます。

山頂に建てられている「女体山御本殿」
安全に山頂に着けたことを報告しました。

お次は男体山へ

女体山と男体山は「山頂連絡路」というコースで結ばれています。
10分ほどで御幸ヶ原と呼ばれている地点に着きます。

女体山から男体山方面へ進むとせきれい茶屋があります。
山頂連絡路にはたくさんの茶屋があるので、食事や補給もできて、お土産も買えます。

山頂付近はちょうど見頃を迎えていました。
紅葉黄葉に見惚れて上ばかり見ながら歩いていると転びますよ。

女体山から10分ほど歩くと御幸ヶ原に着きました。
ケーブルカーの山頂駅があり、展望台があり、茶屋も複数件あり、トイレあり、もうここは繁華街です。

御幸ヶ原から望む女体山。
何度登っても良い景色を見せてくれるのでお気に入りの山です。

御幸ヶ原から望む北側の展望。
この日は気温が高く霞がかかっていて遠望がイマイチですね。
空気が澄んでいると日光連山が良く見えます。

男体山へ進みましょう。
今回は男体山への最短ルートではなく自然研究路経由で向かいたいと思います。

自然研究路の道は紅葉の中の道です。
紅葉時期はオススメの道です。ぜひ歩いてほしいですね。

一部コースが崩落しているため、迂回路が設けられています。
迂回路経由で男体山の山頂へ向かいます。

男体山の山頂直下も岩登りです。
この時間帯は空いていますが、男体山からの下山時は混雑していると思います。

男体山の山頂に着きました。標高は871mです。
女体山よりも6m低い頂になります。

男体山の御本殿です。
ここでも安全登山を報告しました。

御本殿の周りは色づいた木々がたくさんあります。
どこでシャッターを切っても絵になります。

自然研究路の先の展望台

男体山の先に延びる自然研究路を進んで展望台まで向かいたいと思います。

展望台までは男体山の山頂から70mほど標高を下げます。
紅葉の中を歩けるので、ぜひ展望台まで歩いてみてください。

男体山から15分ほど歩くと展望台に着きます。

展望台からは南西から北西の展望が良いです。
眼下の関東平野の広大さを実感できますよ。

何度も言いますが、紅葉時期の自然研究路はホントにおすすめです。
あまり歩いている人がいないので、紅葉を独占できて、静かな山歩きができます。

筑波山神社へ下山

男体山から御幸ヶ原に戻ってきました。
oh…、すごい人。。。
さっきとは別の場所に来てしまったかと思ってしまうほどに人が増えています。

御幸ヶ原に建てられているトイレ。
山頂にあるとは思えないほどキレイ。
チップ不要で利用できます。

下山は御幸ヶ原コースを使って筑波山神社へ下ります。
このコースは何度も歩いているので慣れ親しんだ道。

御幸ヶ原コースの紅葉。
下るにつれて紅葉も見れなくなってしまうので名残惜しい。

御幸ヶ原コースもきれいに整備されているので安心して歩けますよ。

指導標もバッチリ建てられています。
筑波山神社まで1本道なので道迷いのリスクは少ないと思います。

サクサク歩いて登山口まで下りてきました。
この辺りの紅葉はまだ先ですね。

一部の木々で色づきが始まっていました。
葉に陽の光が当たってとてもきれい。

筑波山神社にきました。
たくさんの人が参拝待ちの列を作っていました。

七五三の時期ですね。

参道に建てられている山門。随神門と呼ばれています。
とても大きな立派な門です。

参道入口付近から振り返ると、朱色の神橋があり、奥に随神門、その奥に御神体の筑波山。
この組み合わせが麓で一番好きな景色です。

駐車場まで戻ってきました。
この時間になると満車ですね。
紅葉時期の筑波山は時間に余裕をもって行動した方が良いです。

筑波山を歩いてみて

紅葉時期の筑波山は初めての訪問。

ちょうど山頂から中腹までがピークを迎えていて、紅葉登山を楽しむことができました。

いままでは新緑の時期に歩いていますが、人の数は比べ物にならないですね。
ケーブルカーやロープウェイの始発が動き始めると一気に増えます。

静かな山歩きを目的とするのであれば、始発運行前に山頂に着くように計画した方が良いと思います。

次に筑波山を訪れるのは梅の時期にしようかな。

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