先日、妙義山への山行の際にサクラを見てきました。

山のぼりをしながら。お花を見ながら。
というのは、とても充実した山行で、「まだこの時期でもお山とお花を楽しめる場所があるのでは?」と思い、いろいろと調べてみると、、、
あるではないか!!
残雪を纏った北アルプスとサクラを同時に楽しめる贅沢なお山が!!
ということで、北アルプスを眼前に見ながら満開のサクラが楽しめる「長峰山」と「光城山」に行ってきました。
さらに、今の時期にサクラが見頃を迎えている白馬村まで足を延ばし、たくさんのお花を愛でてきましたよ!!
日程
2018年4月21日(土)
GPSトラッキング
最高点の標高: 951 m
最低点の標高: 566 m
総所要時間: 03:41:28
行程(日帰り)
長峰山登山口(08:20)・・・長峰山(09:20)・・・天平の森(10:10)・・・光城山(10:40)・・・光城山登山口(11:25)・・・長峰山登山口(11:40)
山のぼり開始
まずは長峰山に登ります。
長峰山は長野県の安曇野市にあります。登山口は長峰荘の裏手にあります。
登山道に入ってすぐに出迎えてくれるお花たち。きれいに咲いています。
また、指導標も分かりやすいです。距離が記されているのはありがたいですね。
お花を愛でる①
お花を愛でる②
お花を愛でる③
といった具合に、登山道にはたくさんのお花が咲いていました。
肝心の登山道ですが、しっかりと整備されており歩きやすいです。危険な箇所もありません。
満開の水仙。
白い株と黄色い株が確認できました。
もちろん、サクラも咲いていましたよ!!
山頂で咲き誇っているであろうサクラに期待度が上がっていきます。
さらに北アルプスも大きく望めます。
左から大天井岳、有明山、その奥に燕岳・・・は見えませんね。。
右に餓鬼岳。
登山道にひっそりと佇む像。これは何の像でしょうか。
とくに標なども建っていなかったので。。
像にはたくさんの松ぼっくりが供えられていました。
像を過ぎると車道に出合います。
ここから右側の登っている道に進んでいきます。
車道と出合う場所には指導標が建っているので、向かう道に迷うことはありません。
長峰山の登山道は、たくさんの明瞭な指導標が建っている道ですね。
安心して歩けます。
登山口から60分ほどで長峰山の山頂に着きました!!
どうです!この景色!!
サクラは満開!!残雪を纏った北アルプスの大展望!!
長峰山の山頂は贅沢な場所です。
山頂には三角点があります。
快晴に恵まれたこの日、山頂に吹く風も心地良く、絶好のお花見日和でした。
大きな建物は展望台です。
残雪期の北アルプスはとてもフォトジェニックですね。
左のなだらかな山容は蝶ヶ岳、右のピラミダルは大きな山は常念岳、その右に横通岳。
手前には安曇野の街が広がっています。
山頂にある展望台に登ってみました。
ここからは、眼下に満開のサクラ、正面に北アルプスが一望できます。
左から常念岳、横通岳、大天井岳、有明山、その奥にちょこっと燕岳、餓鬼岳、針ノ木岳、爺ヶ岳と、常念山脈から後立山連峰が一望です。
北アルプスの絶景と満開のサクラを満喫した長峰山の山頂を後にして、次の目的地である光城山へ向かいます。
山頂から長峰遊歩道へと向かう道には、大きなマップも設置されているので周辺の状況が良くわかります。ここにはトイレもありますよ。
長峰遊歩道もきれいに整備されているので、とても歩きやすいです。
しばらく歩くと車道に出合います。
ここからはしばらくの間、車道を歩いて光城山へ向かっていきます。
車道に出合う場所には、ふたたびの案内図が建っています。
ここから右手方向の「天平の森」方向へ進んでいきます。
サクサクッと歩いて天平の森へ到着しました。
食事はもちろん、お風呂にも入れます。キャンプ場もあります。
ここには車でも来れますよ。
光城山へ向けて歩みを進めていきますよ。
指導標もたくさん建っています。まぁ、車用の標識も兼ねているので、たくさん建っているのでしょう。
こんな感じの車道を進んでいきます。
この辺りは平坦な道なので歩きやすいですが、樹林帯の中ではないのでとても暑かったです。
所々で開けた場所があります。
北アルプスを眺めながらのんびり歩いていきましょう。
光城山が近づいてくると、車道から登山道へと道が変わっていきます。
アスファルトの上をしばらく歩いたので、土の道がとても柔らかく感じます。
この案内図が見えてくると、光城山の山頂まで5分ほどです。
サクラはどんな感じでしょうか。咲いているかな?散ってしまったかな??
う~ん、散り初めという感じでしょうか。
長峰山が満開だったので期待したのですが、光城山の方が開花のペースが早いですね。
光城山の山頂に着きました!!
葉桜が満開ですね。。
少々残念ではありますが、山頂からの景色は素晴らしいですよ!!
こんな感じで展望が効きます。
長峰山よりも人が多かったです。
ちゃんと三角点もあります。
山頂の標から少々離れたところにあるので見落としてしまいそうです。
これはアイデア案内図ですね!
透明な板にスカイラインと山名が書かれているので、見る角度を変えると実際の景色と案内図がピタッと一致します。
山頂から少し降りたところに休憩所とトイレがあります。
売店ではないので物品の販売はありません。
満開のときは素晴らしいのでしょうね。きっと。
散り初めではありましたが、まだまだたくさんのサクラが咲いていましたよ。
さくらコースを登山口まで下っていきます。
アカマツコースを歩いても、山頂直下でさくらコースと合流します。
光城山にもたくさんの人が登っていました。
さくらコースは九十九折れの道でなかなかの勾配があります。
私の印象では長峰山の方が登りやすいと思います。
光城山の登山口に下りてきました。
登山口にある駐車場もこの日は満車でした。ここにはトイレがあります。
登山道の入口はこんな感じです。
右側の木に「1」という表示があり、山頂には「10」という表示があります。
いま歩いているおおよその位置が分かるので、ありがたいですね。
登山口に近い駐車場が満車の場合は、駐車場へ向かう道の路肩に車をとめます。
この日はたくさんの車がとまっていました。
光城山の登山口から長峰山の登山口まで戻ってきました。
車道を歩くこと、おおよそ20分ほどでしょうか。
長峰山の登山口です。
私が歩き始めた時と車の台数は変わっていませんでした。こちらは静かですね。
サクラと北アルプスの絶景を楽しめる里山歩きのあとは、安曇野市にある「大王わさび農園」で昼食の「わさび丼」と「わさびソフトクリーム」のわさび三昧を楽しみました。
お腹も満たされたので、次の目的地である白馬村まで移動し、そこで温泉に入って、おいしい夕食を食べて、「道の駅 白馬」での車中泊です。
この日は、道の駅の駐車場がほぼ満車となるぐらい混んでました。
スキーもまだできますし、サクラも見頃ですし、そりゃ混みますよね。。。
白馬村で迎えた朝、今日も快晴です
今日は白馬村のサクラの中でも有名どころを見て回ります。
まずは鉄板の「大出公園」です。あの景色が見れる場所です。
これです!! これぞ日本の原風景!!
白馬三山が残雪を纏い、姫川の流れの上に大出の吊り橋がかかり、かやぶき屋根の民家と咲き誇るサクラ。
月並みですが、ずっと見ていても飽きません。
大出公園のサクラはちょうど見頃を迎えていました。
文句なしの見事なサクラです。
白馬三山が近いです。
左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。
午前中の早い時間が順光でサクラと白馬三山を捉える事ができます。
この日はサクラも見頃を迎えていたので、ほんとにたくさんのカメラマンがシャッターを切っていました。
少し歩くと小高い展望台があります。
そこからの景色も文句なしですね!!
これが大出の吊り橋です。
たくさんの人が歩くとグラグラ揺れます。吊り橋の上から写真を撮る場合は、なるべく人が少ない時を狙った方が良いと思います。
吊り橋からの景色です。
姫川の両岸にたくさんのサクラが咲いています。
つづいてのサクラは「野平の一本桜」です。
野平地区の高台に咲く見事な一本桜。もちろん北アルプスとのコラボです。
左の「武田菱」がくっきりと浮かんでいるのが五竜岳ですね。
そこから右に向くと唐松岳、不帰ノ嶮と続いています。
ここから望む白馬三山。
遮るものがなにも無いので、とても大きく見えます。
野平の一本桜と五竜岳。
辺りには水仙の咲いていました。
少々上から見下ろすアングル。
青い空、白い雪、ピンクのサクラと、見事な景色でした。
吸い込まれそうな畦道。
ずーっとまっすぐに続いていました。
野平の一本桜を主に。
とても大きく立派なサクラです。存在感がすごいです。
五竜岳と一緒に。
どの角度から狙っても満足のいく写真が撮れると思います。
続いては「徹然桜」です。
岩岳の入口にある伝行山の麓にある枝垂桜です。
とても大きな枝垂桜です。
真下からのアングルで。
この山には秋葉神社があり、桜のすぐ脇にある階段で神社に向かうことができます。
赤い鳥居が印象的ですね。
まだつぼみも目立ちました。七分咲きといった具合でしょうか。
それでも見応えのあるサクラです。
赤い鳥居をくぐって石段を登っていきます。
石段は170段ぐらいでしょうか。なかなかの急登なので気をつけて登っていきましょう。
登りきると白馬村を一望できます。
山頂には神社があります。
今年も安全に山行ができますように。と。
下りてきました。
赤い鳥居がアクセントになりますね。とても印象深いです。
安曇野と白馬のサクラを満喫した山行となりました。
身近なサクラしか知らなかったので、「こんなサクラの景色があるんだ。」と、再認識することができました。
さて、来年のサクラはどこのサクラにしようかな。