夏山の季節になりました―
下界は徐々に夏本番の暑さになってきましたが、山に登れば、過ごしやすいさわやかな風が吹いています。
天気予報もバッチリな週末、山に登らねばもったいない!!
ということで、初夏の谷川岳に登ってきました。 前回は紅葉登山で谷川岳に登りましたが、今回は初夏・新緑の谷川岳です。

いや~、サイコ―の天気&展望でした!!
日程
2016年7月10日(日)
行程(日帰り)
天神平(08:30)・・・分岐(08:45)・・・熊穴沢避難小屋(09:15)・・・谷川岳肩ノ小屋(10:50)・・・トマの耳(11:10)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:15)・・・熊穴沢避難小屋(12:30)・・・分岐(13:05)・・・天神平(13:20)
GPSトラッキング
最高点の標高: 1984 m
最低点の標高: 1300 m
総所要時間: 05:13:25
山のぼり開始
前回の谷川岳登山と同様に、今回も谷川岳ロープウェーさんにお世話になり、一気に天神尾根に上がりました。
天神尾根から肩ノ小屋→トマノ耳→オキノ耳というピストンです。
ロープウェーに揺られながら展望を楽しんでいると、あっという間に天神平駅に到着です。
山の上も天気が良いです。
天神平から北東方面を望むと、目の前には、白毛門、笠ヶ岳、朝日岳が。
いつか登ってみたい山々たちです。
準備を整え、登山開始です。
登山道をほんの少し歩いたところから天神平駅を望みます。
途中の避難小屋までは勾配も緩やかな登山道が続きます。
木道等できちんと整備された道です。
天神平から0.6km付近にある分岐。
天神平からリフトを乗り継ぐと天神峠へ行けるのですが、そこからのルートとの合流・分流点となります。
やや切れ落ちた箇所もあり、クサリも設置してありますが、クサリに頼ることなく問題なく通過できます。 ただし、道が濡れているときは通過に注意が必要です。
水上温泉からのルート「いわお新道」が、熊穴沢避難小屋で天神尾根ルートと合流します。
しかし、いわお新道は閉鎖されていました。
熊穴沢避難小屋に到着です。ここまで40分ほどで歩きました。
小屋の中にはイスやテーブルがあり最初の休憩には丁度良い場所です。
熊穴沢避難小屋付近で、天神尾根ルートのちょうど半分ぐらいでしょうか。
ここからルートは一変し、急登が続きます。
ガシガシ登っていきますよ~
天気に恵まれたこの日、たくさんの登山者さんでルートはやや混雑していました。
振り返ると、いままで歩いてきたルートを確認できます。
中央の赤い屋根は熊穴沢避難小屋で、左上の木々の無い場所が天神平です。
避難小屋を過ぎてからグイッと標高を上げていることがわかります。
遠望してみると、左に赤城山、右に榛名山でしょうか。
この日は遠くまで良く見えました!!
西側に目を向けると、手前にオジカ沢ノ頭、奥に万太郎山、仙ノ倉山へと続く上越国境の山々が。 良い稜線ですね。一度は歩いてみたいです。
正面のピークを越えた先に肩ノ小屋があります。
この先も、まだまだ急登が続きます。
がんばって登ってきました。
中央の小さな建物は天神平駅、左のピークは武尊岳、その右に赤城山、榛名山と続いています。
手前の急峻な尾根は西黒尾根です。
下山には向いていませんが、いつかはこのルートで登ってみたいです。
右上に向かってどんどん登っていきますよ!!
青空と緑の木々や熊笹が鮮やかです。
小休止して、いざ山頂へ!
まずはトマノ耳へ向かいます。小屋からは10分ほどでしょうか。
少々登ったところから振り返ると、肩ノ小屋と上越国境の山々を見渡せます。
すばらしい展望です!!
右上から左下に延びる尾根が西黒尾根。
なかなかですね。これは。
トマノ耳に到着!! 標高は1963mです。
谷川岳の最高標高は隣のオキノ耳です。
トマノ耳から望むオキノ耳。
その左側に一ノ倉岳、茂倉岳ですが、ガスがかかっていて見えません・・・
オキノ耳直下から振り返ると、トマノ耳が良く見えます。
東側は絶壁ですね・・・
オキノ耳に到着!! 標高は1977m。ここが谷川岳の最高標高です。
前回は到達できなかったオキノ耳を踏む事ができました!!
オキノ耳から東側の展望です。
白毛門、笠ヶ岳、朝日岳が良く見えます。
オキノ耳からトマノ耳を望みます。
吊尾根で結ばれたきれいな双耳峰ですね。
トマノ耳に戻り、ガスが晴れたので一ノ倉岳、茂倉岳を望みました。
トマノ耳から肩ノ小屋へ下る際にも、まだまだたくさんの登山者さんたちが登ってきていました。 この日の谷川岳は人が多かったです。
上越国境を一望します。
日本ではないような景色!! すばらしい稜線!!
肩ノ小屋付近で昼食を食べました。
ずーっと見ていても見飽きない、最高の景色を眺めながらの贅沢ランチです。
山登りサイコ―!!
昼食も食べ終わり早々に下山します。
最高の景色をありがとう!!
今回のような景色を見てしまうと、ますます「山のぼり」にハマってしまいます。
ロープウェーで標高を稼げるので、お手軽感が良いですね。
次に登る時は西黒尾根にチャレンジしたいと思います!!