至仏山 ~曇天に映えるお花たち~

登山ブログ
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梅雨空が続く中、天候がやや安定しそうな予報がでていたので、急遽、山行を計画。

どの山に行こうか?? 比較的天候が安定している、まだ登っていない。等の条件をクリアした「至仏山」に行ってきました。

曇天&小雨の中の登山でしたが、高山植物がたくさん咲いていてとても良い山行でした!!

 

日程

2016年6月26日(日)

 

行程(日帰り)

鳩待峠(07:00)・・・オヤマ沢田代[休憩 10分](08:28)・・・小至仏山(09:11)・・・至仏山[休憩 30分](09:44)・・・小至仏山(10:36)・・・オヤマ沢田代[休憩 10分](10:58)・・・鳩待峠(12:14)

 

GPSトラッキング

合計距離: 10.82 km
最高点の標高: 2239 m
最低点の標高: 1602 m
総所要時間: 05:31:20

 

山のぼり開始

群馬県側の鳩待峠から至仏山に入山するので、尾瀬戸倉の駐車場に車を停めました。
建物の中にはきれいなトイレと、乗合タクシーの乗車券を買う自販機があります

 

40分ほど車に揺られながら山道を進んでいくと、鳩待峠の駐車場に到着します。
帰りもここから乗車します。

 

タクシーを降りて3分ほど歩くと鳩待峠の小屋が見えてきます。
ここで入山準備を整えて、いざ、至仏山へ!!
この小屋の反対側にトイレもあります。

 

至仏山への登山口。
入口にある登山ポストに登山届を入れて、さぁ出発!!

 

初めは緩やかな登りが続きます。
歩きやすい道なので、ペースが速くならないようにいきましょう。

 

入山から1.0km地点の道標。山頂までは3.5kmとあります。
まだしばらく緩やかな道が続きます。

 

前日までの雨のため、ぬかるみのひどい箇所が多くありました。
ここで転んだら大変なことになってしまうので、慎重に。

 

木道や木の階段も多く整備されています。
濡れている時はとても滑りやすいので、慎重に歩いていきます。

 

徐々に標高を上げていき、樹林帯を抜けてくると展望が効きはじめるんですが、今日は曇天のためイマイチです。

 

尾瀬ヶ原を見渡せる展望地がありました。
右側で山頂に雲を被った山は燧ケ岳です。

 

オヤマ沢に到着。山頂までは残り1.6kmです。
曇天のため展望が効きませんでしたが、涼しくて登りやすかったです。

 

オヤマ沢田代に着きました。
あたりはガスが立ち込めていて真っ白・・・
鳩待峠からは約80分ほどでしょうか。

 

池塘もあります。
青空の下見たかったですが、白い靄の中の田代もこれはこれで幻想的ですね。

 

笠ヶ岳への分岐点。
ここから笠ヶ岳までは60分ほどで行けるみたいですが、今回は行きませんでした。

 

道端にお花が多く見れるようになってきました。
こんなお花や、

 

こんなお花が咲いていました。

 

オヤマ沢田代を過ぎると、登山道が一変し露岩の多い道に変わります。
濡れているとツルツル滑る歩き辛い道なので、慎重な歩行で。

 

オヤマ沢田代から30分ほどで小至仏山の山頂に到着しました。
この日は残念ながら山頂からの展望はゼロでした。。。

 

小至仏山から、一旦、コルに向かって下ります。
そこから至仏山山頂へ向けて登り返す感じのルートです。

 

ガスの切れ間からこれから歩くルートが見渡せました。
ここからでは山頂を確認する事はできません。

 

小至仏山から30分ほどで至仏山の山頂に到着です。
360度ガスの中・・・。展望は全く効きません。 昼食を食べて早々に下山しました。

 

お花を眺めながらの下山です。

 

厳しい環境の中でもしっかりと花を咲かせています。

 

こんなお花も、

 

こんなお花も咲いていました。

 

下山中、この日一番の展望が待っていました。
至仏山の山頂から少し下ったところからの展望で、正面のピークは小至仏山です。

 

展望を楽しんでいるのも束の間、西の空から怪しげな雲が近づいてきました。
この間わずか1~2分程度だったでしょうか。

 

可憐なお花

 

終始ガスガスの山行でしたが、思った以上に入山している方が多かったです。

 

たまに、こんな感じでガスが晴れて視界が開けます。

 

オヤマ沢田代に戻ってきました。
朝よりもガスが晴れていますね。

 

鳩待峠に無事下山しました。
行動中は小雨程度で済んでよかったです。終始涼しくて行動するには丁度良かったです。

 

梅雨の合間の山行で展望はイマイチでしたが、お花もたくさん見れたし、 一瞬の展望に一喜一憂しながら楽しく歩けたので満足です。

つぎに登る時は、今回見れなかった景色を楽しみながら歩きたいです。