4月になり暖かい日が増えてきましたね。
日が射すと暑さを感じるくらいの陽気にもなり、外で活動するのが楽しみな季節になってきました。
そんな陽気に誘われ、急遽、山行を計画し、上毛三山の一角、日本百名山にも数えられる赤城山へ行ってきました。
残雪の具合が心配でしたが、ほぼ(?)夏道で問題なく歩けました。
日程
2016年4月10日(日)
行程(日帰り)
黒檜山登山口(08:00)・・・1815m地点(09:39)・・・黒檜山(09:44)・・・1815m地点(10:20)・・・黒檜大神石碑(10:25)・・・駒ヶ岳(11:25)・・・1591m地点(11:51)・・・駒ヶ岳登山口(12:24)
GPSトラッキング
最高点の標高: 1836 m
最低点の標高: 1345 m
累積標高(上り): 1006 m
累積標高(下り): -1005 m
総所要時間: 04:05:51
山のぼり開始
登山口近辺までは車でアクセスしたので、大沼沿いの「おのこ駐車場」に停めました。
50台ほどの駐車スペースでしょうか。
駐車場脇には、いろいろなハイキングコース、登山コースが記された標識が立っています。
おのこ駐車場から5分ほど歩くと、大沼に浮かんでいるような「赤城神社」があります。
真っ赤な橋がとても目立ちます。
赤城神社の入り口にやってきました。
この日は時間が早かったので神社への入り口は閉まっていました。
赤城神社から車道を道なりに5分ほど歩くと黒檜山への登山口がありました。
黒檜山の標高は1,827mで、登山口の標高は1,360mほどなので、標高差は約460mです。
では登山開始!!
いきなりの急登。 大きな岩がゴロゴロしている道ですが案外歩きやすかったです。
だら~っと登るより、岩を掴みながらガシガシ登る方が標高を稼げるので好きです。
途中、所々で展望の効くポイントがあります。
眼下に広がるのは大沼、中央の赤い建物は赤城神社です。
右側のピークは地蔵岳、左側のピークは小地蔵岳です。
左側の山は駒ヶ岳。 今回は黒檜山のあと駒ヶ岳に向かう予定です。
「猫岩」に着きました。
なぜ猫岩なんでしょうか。周りを見ても猫っぽい岩はありませんでした。
上空から見ると猫っぽいんですかね?
猫岩を過ぎても、岩がゴロゴロした登山道が続きます。
この辺りでは残雪はありませんでした。
っと思ったら、しっかりと雪が残っていました。
雪の無い箇所を登っていけば問題ありません。
う~ん、、、さっきよりも広範囲に登山道が雪で覆われています。
今回は写真の左側の端っこを歩いて登りました。
富士山が展望できるポイントに到着です。
この標の「アンテナ山」とは地蔵岳のことです。
富士山まで140km。さて見えるか!?
地蔵岳の左側を凝らして見ても、富士山は全く見えませんでした。
天気に恵まれるときれいな富士山が見えるんでしょうね。
この辺りから残雪が増えてきました。
しっかりとした踏み跡があるので、そこを歩けば問題ありません。
登山口から90分ほどで黒檜山の山頂に到着です。
「黒檜山よりの眺望」という標識がありましたが、今回はあまり役に立ちません。。。
山頂に立つ標。黒檜山は周囲一帯にある山々の中でも最高峰です。
眺望が望める展望台が近くにありましたが、この日は行きませんでした。
山頂には三等三角点があります。
赤城山としての一等三角点は地蔵岳山頂にあります。
この日の山頂の気温は約10度ほど。
風も無く、立ち止まっていてもさほど寒さを感じません。
食事のあと駒ヶ岳に向かい歩き出すと、黒檜大神の石碑があります。
これはこれで山頂っぽいですね。
黒檜山から駒ヶ岳に向かう際は、一旦、大ダルミと呼ばれるコルまで下ります。
木の階段が整備されていて歩きやすいですね。
途中、展望の効くポイントで駒ヶ岳を望みます。
これから歩く登山道も確認できます。
黒檜山と駒ヶ岳のほぼ中間点にあたる位置です。
登山道は融雪が進み、ぬかるみがひどく、田んぼみたいです。
振り返ると、黒檜山が大きく望めました。
黒檜山から駒ヶ岳までは約60分ほどの道のりです。
大ダルミに着きました。
ここから駒ヶ岳に向けて登り返し、20分ほどで山頂に着けます。
駒ヶ岳への登山道も、まだまだ残雪が多かったです。
滑らないように慎重に歩みを進めます。
駒ヶ岳への登りにも木の階段が整備されているので登りやすいです。
木の階段→残雪の道→木の階段→残雪の道を繰り返しながら登っていきます。
駒ヶ岳山頂直下の木の階段です。
これを登りきると山頂となります。
駒ヶ岳山頂に着きました。
雲に覆われていて眺望はありませんでした。
駒ヶ岳から大沼に向けての下山です。
約1.4kmほどの道のりなので、約90分ほどでしょうか。
大沼への道は鉄の階段が整備されていました。
段差も低くとても歩きやすいです。
鉄の階段以外の登山道も、しっかり整備されており危険個所はありません。
ただ、落石が起きやすい道なので足元には注意です。
大沼湖畔の駒ヶ岳登山口に下りてきました。
黒檜山登山道に比べると、こっちの駒ヶ岳登山道の方が歩きやすいかもです。
下山後、おのこ駐車場近辺にあるお土産屋さんで登山バッチを買いました。
大沼の周りには、黒檜山や駒ヶ岳以外の登山道もたくさんあるので、いろいろなルート、バリエーションで楽しめる山ではないでしょうか。
今度は、違った季節に違ったルートで、赤城山を楽しみたいと思います。