2016年の登り初めは、どこの山に行こうか?
そんな時、小田急ロマンスカーに乗る機会ができたので、急遽、山行の計画をしました。
登り初めに選んだ山は、丹沢山系にそびえる独立峰「大山」 ロマンスカーにも乗って、大山ケーブルカーにも乗って、想像以上の残雪にもめげず、楽しい山行となりました。
日程
2016年3月26日(土)
行程(日帰り)
阿夫利神社駅(山上駅)(09:20)・・・16丁目[休憩 10分](10:04)・・・大山[休憩 60分](11:09)・・・16丁目[休憩 10分](12:53)・・・阿夫利神社駅(山上駅)(13:25)
GPSトラッキング
最高点の標高: 1261 m
最低点の標高: 656 m
総所要時間: 03:51:02
山のぼり開始
初めてのロマンスカーです。 ロマンスカーといえば、特徴的な展望席ですね。
1時間ほどの乗車なので、車内で朝食を食べました。
たいめいけんのカツサンドです。
大山へは伊勢原駅からバスでのアクセスとなります。
この日もバス停には既に大勢の人が列を作っていました。
30分ほどバスに揺られ、終点の大山ケーブル駅バス停で降ります。
そこから大山ケーブル駅までは300段ほどの石段を登っていきます。
「こま参道」が終わると、大山ケーブル駅が見えてきましたす。
この日の始発のケーブルカーは9時00分発なので、ここで30分ほどの足止めです。
9時00分発のケーブルカーに乗ります。
たくさんの人が列を作っていたので、車内はぎゅうぎゅう詰めの満車でした。
6分ほどでケーブルカーの終点・阿夫利神社駅に到着です。
みぞれが降ってきたのでザックカバーを付けたり、ここから始まる登山に向けての準備をしました。
登山準備をしていると、次の便のケーブルカーが登ってきました。
この車内の満車ですね。
この石段を登ると大山への登山口がある阿夫利神社下社に行けます。
なかなかの段数ですね。。。
石段を登りきったところにある鳥居をくぐると、阿夫利神社下社へ到着です。
写真では伝わり辛いかもしれませんが、なかなかの勾配の石段が出迎えてくれます。
少々心を折られる感じです。
石段を登りきると本格的な登山が始まります。
登山道はきれいに整備されており、危険な箇所はありませんでした。
登るにつれて、登山道にもうっすらと残雪が残っていました。
標高800mほどでこの状態。もっと上の方の状態が不安になってきます。
この日も大山山頂へ向けて、多くの登山者さん達が登っていました。
岩にぽっかりと穴が開いています。
「天狗の鼻突き岩」と呼ばれてる岩です。
阿夫利神社下社から50分ほどで蓑毛との分岐点に到着です。
ここで標高1000mほどです。
ここから残雪がやや多くなってきました。
たくさんの人が歩いているので、ぬかるみも多くなっています。
標高1060m付近にある富士見台から望みますが、残念ながら富士山は見えませんでした。
山頂まで0.5km地点にあるベンチ。
ここまで来るとあと20分ほどで山頂でしょうか。
さらに残雪が多くなってきました。
大山の春はまだまだ先ですね。
山頂直下、ヤビツ峠との分岐点です。
残雪のぬかるみに気をつけながら歩みを進めます。
手作りの標識。
「頂上に売店あり。ビール、ジュース、軽食」
テンションの上がる単語が並んでいます。
山頂直下にある鳥居。
これをくぐり、奥の階段を上ると山頂です。
最後に難関が待っていました。
この階段、残雪が多くの人に踏み固められてツルツルです。
ここで転倒したら大変です。みなさん、とても慎重に歩いていました。
山頂には阿夫利神社本社があります。
この鳥居をくぐると本社となります。
阿夫利神社本社の裏側に奥宮があり、そこに山頂の標が立っています。
ぬかるみがひどい状態でした。
山頂での昼食はカップラーメン。この日は気温も低かったので、温かいラーメンは大成功でした。 身も心もホッとできる瞬間です。
下山時には徐々に天気も良くなり、登山道から街並みも見えてきました。
眼下に広がるのは伊勢原の街並みです。
一気に下ってきて、最後の阿夫利神社下社へ降りる石段です。
ここで転ぶと、下まで止まらないと思います。。。気をつけて降りましょう。
阿夫利神社下社に戻ってきました。とてもきれいに整備されている神社です。
石段下の左側にはたくさんの売店が並んでいます。
阿夫利神社下社からも大山ケーブルで下ります。
タイミング良く一番前の席に座れ、眺望を楽しみながら下りました。
朝はみぞれが降り心配しましたが、すぐに止み、残雪の大山を満喫しました。
まだまだこの時期、1000mを超える山へ向かう時にはしっかりとした準備が必要です。
防寒はもちろん、ガスバーナがあると温かい飲み物が作れるので良いですね。 食事の幅も広がりますし。
4月、5月は、春山、新緑の時期となり、登山には最適な時期を迎えます。
次は何処の山に行こうかな。