松手山・平標山 ~爽快な稜線歩き~

登山ブログ
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平標山―

あまり聞き慣れない山名ではないでしょうか。

2000mにも満たない頂を持つ山ですが、アルプスを彷彿とさせる稜線歩きができる山として、前から気になっていた山なんです。

いざ!! 春満開の平標山へ。

 

日程

2015年5月30日(土)

 

行程(日帰り)

平標登山口(08:00)・・・松手山(10:01)・・・平標山(11:49)・・・平標山乃家(13:03)・・・登山口(14:02)・・・平標登山口(15:12)

 

GPSトラッキング

GPSデータはありません。

 

山のぼり開始

群馬県側から国道17号で三国峠を越え新潟県へ入りました。
苗場スキー場を過ぎると平標山への登山口と駐車場があります。
駐車料は1日600円です。

 

登山道入口に登山ポストがあります。ここで登山カード(登山届)を記入しポストへ。
快晴だったこの日、たくさんの方が平標山を目指しました。

 

私たちは、予め準備していた登山届を提出しました。

 

今回は松手山経由で平標山を目指します。
「クマ出没注意」の看板。。。ある意味、身が引き締まります。 熊よけの鈴を忘れずに。

 

序盤は樹林帯の中を歩きます。 木の階段を登りながら標高を上げていきます。

 

ツツジの仲間でしょうか。 この時期、たくさんの花が咲いていました。

 

30分ほど登ると、徐々に視界が開けてきます。 振り返ると苗場スキー場が見えました。

 

苗場山も見えてきました。まだまだ残雪が多いですね。

 

松手山へのアプローチの途中、最初の目標となるのがこの鉄塔です。

 

鉄塔の下まで登ってきました。 真下から見上げると迫力あります。

 

この鉄塔は最初の休憩ポイントとして適しているので、たくさんの方が一息ついていました。

 

鉄塔を過ぎると、平標山がその姿を現します。
一番右のピークが平標山の山頂です。 まだまだ遠いですね。。。

 

松手山直下まで歩いてきました。
この辺りから展望の良い登山道となり、楽しく歩けます。
しかしこの日は天気が良すぎました。日差しを遮る樹木が無いので激アツです。

 

お花。

 

松手山山頂から、これから歩くルートが一望できます。
気持ち良く歩けそうな登山道でワクワクしますね。 ここから平標山山頂まで約300mほど登ります。

 

お花。

 

お花。

 

松手山から少々歩き、振り返ると、おお絶景!!
この景色が2000m以下で見れるなんて、とてもお得な山です。

 

正面のピークが平標山。だんだんと近づいてきました。
勾配はさほどきつくないので、景色を満喫しながら歩けます。

 

平標山へのルート終盤に木の階段が登場します。
九十九折に設置された階段、最後の踏ん張りどころです。

 

木の階段を登り終えると、山頂へ向けて最後の登りとなります。

 

お花が応援しています。

 

着きました!!平標山山頂に!!
山名と同じで頂上は真っ平で広いので、ゆっくり休憩できます。

 

山頂から赤城山方面を望みます。

 

苗場山。

 

平標山から仙ノ倉山方面への縦走路。
この景色はヤバいです!! アルプスじゃないですよ。ここは。
群馬県と新潟県の上越国境です。標高2000mで味わえる絶景です。

 

谷川岳まで続く縦走路。いつか歩いてみたい。

 

平標山から仙ノ倉山へ向けて歩くと、登山道の両側がお花畑になっています。
たくさんの花が咲いていて、多くの方がシャッターを切っていました。
この日から1週間後あたりが最盛期だったと思われます。

 

お花。 あぁ、花の名前を知っていたら楽しさ倍増ですね。がんばって覚えないと。

 

お花。

 

仙ノ倉山への登山道は木道が多いです。
登山道の左右はお花畑なので、登山道を外れないように歩きましょう。

 

仙ノ倉山へ向かう途中のコル付近から平標山を望みます。
まだ残雪がありますね。青空に映えます。

 

平標山から下山します。
中央やや左側に小さな赤い屋根が見えます。これは「平標山の家」の屋根です。 まずはこの小屋を目指して歩きます。

 

下山の途中、登山道に残雪のあるポイントが。
10mほどの長さでした。下り勾配なので油断していると転びます。

 

徐々に小屋が大きくなってきました。
平標山からずーっと木の階段が続きます。ヒザにきます。。。ストックがあると良いですね。

 

仙ノ倉山方面を望みます。
青い空に飛行機雲。新緑と残雪。 ずっと見ていても飽きない景色です。

 

小屋にはおいしい湧水があります。
この日は暑かったので、キンキンに冷えた湧水はサイコ―です。 ビールもキンキンに冷やされていました。

 

テーブルとイスがあるので、景色を見ながらゆっくり休憩できます。
ここで昼食をとるのも良いですね。

 

小屋を過ぎると樹林帯の中の下山となるので、最後に景色を目に焼き付けました。
また来るよ~!!

 

樹林帯の中も木の階段が延々と続きました。ヒザが。。。
ここから林道を歩き、別荘地を過ぎると駐車場に着きます。 1時間ほどの歩行時間でしょうか。

 

想像以上の絶景の山でした。

平標山、サイコ―です。

次の機会の時は、仙ノ倉山まで行きたいと思います。

それまでに花の名前を覚えなければ!!