紅葉の時期ですね。
関東近郊にもたくさんの紅葉スポットがありますが、その中でも一度行ってみたいと思っていた茶臼岳。
日本百名山にも選ばれている山で、麓からはロープウェーもあるので、気軽に登山も楽しめます。
今回は茶臼岳と朝日岳の2座を登りながら紅葉を楽しんできました。
日程
2012年10月6日(土)
行程(日帰り)
県営駐車場(09:00)・・・峰ノ茶屋跡(10:05)・・・茶臼岳(10:50)・・・山頂駅(11:29)・・・峰ノ茶屋跡(12:31)・・・朝日岳分岐(13:16)・・・朝日岳(13:29)・・・朝日岳分岐(13:35)・・・峰ノ茶屋跡(14:14)・・・県営駐車場(14:59)
GPSトラッキング
最高点の標高: 1921 m
最低点の標高: 1469 m
総所要時間: 06:42:57
山のぼり開始
駐車場の奥に登山道入口があります。
今回はロープウェーを使わずに、茶臼岳の山頂を目指します
登山センターで入山届を記入し提出します。
紅葉の時期なのでたくさんの人が登っていました。
いよいよ登山開始です。
那須岳と書いてありますが茶臼岳の別称です。
那須岳は、那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のことを指すみたいです。
峰の茶屋までの登山道はきちんと整備されているので危険個所はありません。
この日はガスが多く展望が良くありませんでした。
たくさんの人で登山道は混んでいました。 勾配はきつくないです。
ガスが濃くなってきました。
昼ぐらいから回復する予報となっていたので、それに期待して登ります。
峰の茶屋跡に到着。
最初の休憩ポイントに適した場所なので、ザックを降ろして一息入れます。
峰の茶屋から望む朝日岳方面。
正面のピークは朝日岳ではありません。右側のガスに覆われた中に朝日岳はあります。
ガスが薄くなってきたときに撮影した朝日岳。中央のピークです。
まずは茶臼岳へ向かいます。
峰の茶屋からは0.7kmなので、1時間ほどで山頂に着く感じですね。
茶臼岳は火山なので、所々から火山ガスが噴出しています。
あの硫黄の臭いのするガスです。風向きによっては危険ですね。
茶臼岳山頂との分岐点に着きました。
奥に登っていくと山頂で、手前に下っていくとロープウェー山頂駅です。
まだまだガスが濃いですね。
茶臼岳の山頂に到着しました。
祠の周囲の岩には、おびただしい量のキズが。 登頂した人の名前でしょうか。なんだか悲しい気持ちになりました。
山頂手前には鳥居がありました。
ロープウェーでお手軽登山が可能な山ですが、それでも最低限の山歩き装備が必要です。軽装な人が多く歩いていたので、少々驚きました。
せっかくなので、茶臼岳山頂からロープウェー山頂駅まで下ってみました。
たくさんの人がどんどん登ってきます。
ロープウェー山頂駅に着きました。
ここからでも晴れていれば大展望が期待できるみたいですが、この日は真っ白な世界しか見えませんでした。
茶臼岳山頂を望遠で撮影しました。多くの人で賑わっていますね。
朝日岳に向かうため、茶臼岳から再び峰の茶屋に戻ります。
右下の建物が峰の茶屋です。奥の山肌の色づきが良い感じです。
朝日岳への登山道は茶臼岳と比べるとやや難易度が上がりますが、しっかりと歩けば大丈夫です。
ザレ場やガレ場が多い登山道です。やや狭い箇所もあるのですれ違いには注意。
ガスが晴れると紅葉した山肌を望む事ができます。素晴らしい景色です。
朝日岳山頂から山頂直下のコルを望みます。右に向かうと三本槍岳へ続くコースです。
朝日岳から望む茶臼岳。ガスが晴れてきてその山容を見る事ができました。
朝日岳と三本槍岳との分岐です。
ここに荷物をデポって朝日岳に向かっていく人が多かったです。道標の奥のピークが朝日岳です。
朝日岳直下はこのような道が多いです。滑らないように慎重に歩きます。
振り返ると朝日岳山頂が良く見えました。たくさんの人が山頂直下に見えます。
ガスが晴れ紅葉に染まる見事な山肌を見る事ができました。
登ってきた甲斐があった瞬間です。
ガレ場の続く急な下りとなるので、足元に注意を払いながら下っていきます。
峰の茶屋で休憩し駐車場へ向かって下山しました。正面のコルにある建物が峰の茶屋です。
ガスの多い1日でしたが、途中で晴れてくると紅葉に染まった山肌を見る事ができたので満足の山行でした。
贅沢を言えばもっと晴れてほしかったですね。
次は新緑や盛夏の茶臼岳にも登ってみたいと思います。