那須連山縦走 ~春満開の縦走路~

春と秋の年2回、那須連山(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)を縦走するイベントが開催されています。

その名も、「那須連山縦走フェスティバル」

マイカー登山の場合、縦走するのはなかなか大変ですよね。 車を回収するのが難しいですから。 しかし、この那須連山縦走フェスティバルであれば、マイカーを停めた駐車場から縦走登山のスタート地点まで、バスに乗ってアクセスすることができるんです。(※このイベント以外の日ではバスの運行は無いです。)

手軽に縦走登山が楽しめるということで、「これは参加するしかない!!」ということになり、初参加してきました!!

日程

2016年5月21日(土)

行程(日帰り)

山頂駅(08:00)・・・茶臼岳(08:44)・・・峰ノ茶屋跡(09:27)・・・朝日岳分岐(10:15)・・・朝日岳(10:26)・・・朝日岳分岐(10:41)・・・清水平(11:19)・・・中ノ大倉尾根分岐(11:45)・・・三本槍岳(12:23)・・・中ノ大倉尾根分岐(13:20)・・・ゴンドラ山頂駅(14:52)

GPSトラッキング

Total distance: 12.55 km
Max elevation: 1924 m
Min elevation: 335 m
Total Time: 06:04:24

山のぼり開始

縦走フェスティバルのマイカー駐車場は、「マウントジーンズ那須スキー場」の駐車場が指定されています。
那須連山縦走フェスティバルへの参加受付準備が、着々と行われていました。

参加受付を済ませ、登山の起点となる那須ロープウェー麓駅に向かいます。

ロープウェーに揺られ、ほどなく山頂駅に到着です。
かわいいクマがお出迎えしてくれました。
本物のクマさんに出会わないように、熊鈴をザックに付けて出発です。

山頂駅には展望台もあり、登山装備が無くても標高1,684mからの景色を堪能できます。

ロープウェー山頂駅を後にして、まずは茶臼岳山頂を目指します。
最初はザレ場をひたすら登っていきます。 この日は風が強かったので、なかなか大変でした。

山頂駅から200m歩くと、牛ヶ首と南月山との分岐に到着します。
奥のピークは南月山で、左側に延びる稜線は黒尾谷岳に続いています。

ここまで登ってくると、ザレた登山道からガレ場へと変わってきます。
個人的にはガレ場の方が登りやすいので好きです。

ガレ場の急登をひたすら登っていきます。
途中で振り返ると、眼下にはロープウェー山頂駅と歩いてきた登山道、その奥には大きく広がる関東平野が一望できました。

右を向くと、尖った朝日岳の全貌を捉える事ができました。
その左側のゆったりとしたピークが1900m峰で、さらに左側のピークが三本槍岳です。 まだまだ道のりは遠いですね。。。

登山道には「茶臼岳山頂」と記した小さな標が立っていました。
上ばかり見ていると見落としそうです。

那須岳の三角点に到着です。
黄色のウェアを着た方が右足をかけているところに三角点があります。
山頂よりもやや下の方に三角点がありました。

山頂直前にある鳥居。 これをくぐると山頂に到着します。

まずは今日の1座目「茶臼岳」山頂に到着です!!
相変わらず風が強い!!カメラを構えている体ごと飛ばされそうです。
右側の鋭鋒は朝日岳、祠の奥に見えるのが三本槍岳です。

この構図の方がこれから歩く登山道も確認できて良いですね。
茶臼岳の山頂を後にして、まずは写真中央の赤い屋根「峰の茶屋」に向かいます。
その後、剣が峰の右側をトラバースし朝日岳へ。朝日岳からは熊見曽根、1900m峰を経て清水平へと下り、最後、三本槍岳に向けて登り返します。

茶臼岳から峰の茶屋へ向かう途中の景色です。天気も良く遠望が効きました。
右のピークは隠居倉、中央は流石山、大倉山、三倉山方面です。

この日は多くの登山者で賑わっていました。そのほとんどの方が「縦走フェスティバル」参加者でした。
普段なかなかできない那須連山の縦走ができ、かつ、好天にも恵まれ、最高の山行です。

「峰の茶屋」が近づいてきました。
茶臼岳と朝日岳とのコルにあるので、休憩するにはうってつけの場所です。

峰の茶屋に到着。 ここでザックを降ろして大休憩です。

峰の茶屋から望む茶臼岳。
硫化水素が噴出している場所もあり、火山であることを再認識させてくれます。

峰の茶屋前からは、これから歩く道が確認できます。
正面の剣が峰の右側をトラバースするように登山道が延びています。

剣が峰のトラバースルートから朝日岳を望みます。 とても荒々しい山容です。

朝日岳への登山道は、茶臼岳の登山道とはガラリと変わります。
急なガレ場が続きます。

クサリもありますが、頼らずに登れます。
浮石が多数あるので、落石させないように足を運びます。

朝日岳へと向かう登山道から茶臼岳を望みます。
どっしりとした大きな山ですね。

片側が切れ落ちた、やや狭い箇所もあります。
山側にクサリがあるので、不安な方は頼っても良いかもしれません。
登る方、下る方が声を掛け合って譲りあいながら進みます。

左側が切れ落ちていますが、足元はしっかりしているので慌てずゆっくり歩けば問題ありません。

朝日岳との分岐に到着です。
ここから朝日岳山頂までは10分ほど。既に山頂には多くの人影が見えます。

朝日岳への登り途中に振り返って。
分岐点から熊見曽根、1900m峰へと続くルートが確認できます。

本日2座目となる「朝日岳」に到着!!
茶臼岳と違い、風が緩やかで過ごしやすいです。

朝日岳の山頂には小さな石の鳥居がありました。
何度か壊れたのでしょうか。接着剤で補修した跡が残っていました。

朝日岳山頂から望む茶臼岳。
中央右側に峰の茶屋の赤い屋根が見えます。
剣が峰のトラバースルートもはっきり見えますね。

朝日岳の分岐から望む朝日岳山頂。
あまり広くない山頂に多くの人が確認できます。また、山頂へと続く登山道にもたくさんの人が歩いています。

今日最後の三本槍岳に向かいます。
朝日岳の分岐から熊見曽根へと続く登山道はガレ場が続きます。

熊見曽根が見えてきました。
ここからは眺望の良い尾根歩きが楽しめます。

熊見曽根に向かう道にはミネザクラが咲いていました。
五分咲きといったところでしょうか。 那須連山にも春が来ましたね。

熊見曽根に到着です。 ここから隠居倉方面へと続く登山道があります。

熊見曽根から望む朝日岳。ここまで歩いてきた道も確認できます。
こう見ると、朝日岳の東側は絶壁ですね。

熊見曽根から1900m峰を望みます。 左側のピークは三本槍岳です。

1900m峰に到着しました。
ここにはベンチもあり、眺望も良いので、休憩するには絶好のポイントです。

1900m峰から。 右が茶臼岳、左が朝日岳です。 まったく異なる山容ですね。

1900m峰にもミネザクラが多く咲いていました。

1900m峰から三本槍岳へ向かう際は、まず清水平へ標高を下げます。

清水平まで下ってきました。 正面に見えるのは三本槍岳です。

北温泉との分岐点に到着しました。
三本槍岳に登った後、北温泉方面へと下山していきます。

ハイマツを掻き分けながら進んでいきます。
三本槍岳の山肌にスッと通った1本の道が確認できますね。 三本槍岳の山頂は、右側のぽこっと盛り上がった所です。

やっと着きました! 本日3座目の「三本槍岳」。
これで那須三山を制覇という事になります。この山頂で昼食を取りました。

三本槍岳の山頂から望む茶臼岳。
やや雲が出てきましたが、まだまだ良い眺望が見れました。

猪苗代、磐梯、安達太良方面の遠望です。
ガスがかかり、はっきりとは見えませんでした。

正面のピークは旭岳(赤崩山)、左奥の雪を被った山は飯豊連峰です。
右奥は磐梯山、猪苗代湖。

三本槍岳からの眺望を楽しみながら昼食を取ったので、これから下山します。
下山は北温泉方面へ下り、那須ゴンドラを利用します。
中の大倉尾根をずーっと下っていきます。

関東平野を正面に捉えながら中の大倉尾根を歩きます。
このあたりはなだらかな斜面なので、眺望を楽しみながらの尾根歩きができます。

だんだんと雲が厚くなってきたので、やや急ぎ足で下ります。
正面の尖ったピークは朝日岳、その奥は茶臼岳です。

中の大倉尾根にはシャクナゲも咲き始めていました。

まっすぐな道が確認できる中の大倉尾根。 まだまだ先は長いです。

那須ゴンドラ付近に来ると、ゴヨウツツジがたくさん咲いていました。
ちょうど見ごろを迎えている感じでしたよ。

清水平から3.5km歩くと、那須ゴンドラのあるスキー場との分岐に差し掛かります。
ここを更に先に進むと北温泉があります。

天気にも恵まれ、那須連山の縦走を満喫できました。

危険な箇所も無く、日帰りで3座を歩けるというのは、他ではなかなか味わえないのではないでしょうか。

この縦走フェスティバルは春と秋の年2回開催されているので、次は秋に参加したいと思います。