瑞牆山 ~奇岩と急登の果ての絶景~

6月に入り梅雨の時期を迎えました。

この時期は天気に恵まれる週末が少ないので、登山に行くのも難しいですね。

「次はどのお山を歩こうかな~」と、次なる山行計画を立てていると、

なんと!!
好天に恵まれそうな予報が出ているではありませんか!!

貴重な梅雨の晴れ間を逃すまいと、練っておいた山行計画の中から取り出したのは、

「瑞牆山」です。

難しい漢字ですね。これは「みずがきやま」と読みます。

奥秩父にそびえる岩峰で、百名山にも連ねている名峰です。

梅雨の晴れ間の中、充実した山行となりましたよ!!

日程

2018年6月9日(土)

GPSトラッキング

Total distance: 15.76 km
Max elevation: 2239 m
Min elevation: 1462 m
Total Time: 06:25:38

行程(日帰り)

みずがき山自然公園(07:00)・・・林道終点(07:40)・・・不動滝(08:40)・・・瑞牆山(10:30)・・・1802m地点(12:00)・・・富士見平小屋(12:40)・・・みずがき山自然公園(14:10)

山のぼり開始

今回の山行は、みずがき山自然公園から不動の滝を経て瑞牆山の山頂へ向かう「黒森コース」を歩きます。
スタート地の「みずがき山自然公園」からは、瑞牆山の荒々しさが一望できます。

みずがき自然公園にある案内板です。
ここからまず目指すのは「不動の滝」です。

不動の滝への道のりですが、しばらくは車道歩きとなります。
あとで気づくのですが、車道を歩かずに不動の滝方面へ通じる遊歩道がありました。

車道を歩いていると、途中から未舗装の林道へと変わっていきます。
このあたりは勾配も緩やかなので、ゆっくり歩いてウォーミングアップしましょう。

未舗装の林道を進んでいくと、芝生広場からの道と出合います。
この芝生広場というのは、みずがき山自然公園のことです。

みずがき山自然公園から30分ほどで不動の滝への分岐となります。
ここは指導標どおりに右へと歩いていきます。
ここから先はクライミングのメッカ・小川山があるので、たくさんのクライマーさん達が登攀の準備をしていました。

指導標を過ぎると、本格的な山道となります。
しっかりと整備されているので、安心して歩けますよ。

不動の滝への道では、途中何箇所かの渡渉点があります。
そのすべてに写真のような木橋が架けられているので問題なく渡る事ができます。

沢沿いを緩やかの登っていく道ということで、とても涼しいです。
新緑の緑もきれいでしたよ。

歩みを進めていると、巨岩の下をくぐるような道に出合ました。

登山道には指導標が多く設置されているので安心して歩けますよ。
しかし、指導標ばかりを頼りっきりとせず地図などを持参しましょう。

森の緑が深いですね。
苔も多く生えており、しっとりとした空気感の中を歩いていきます。
木の橋は滑りやすいので注意が必要です。

みずがき山自然公園から不動の滝へ向かうルートは渡渉点が多く楽しいですね。
しっかりとした橋が架けられています。ありがたいことです。

分岐点から50分ほどで「不動の滝」へ到着しました。
この日はやや水量が少なかったですね。水量が多い時は迫力がありそうです。

赤テープも多く設置されています。

不動の滝を過ぎると、いよいよ瑞牆山山頂へ向けて一気に登っていきます。
ここからは急登が続きますよ。

瑞牆山はシャクナゲが多く咲く山です。
ややピークが過ぎた感じでしたが、いたる所でシャクナゲを見る事ができました。

ロープが設置された急登もあります。
足元が滑りやすいので、しっかりとロープを掴んで慎重に登っていきます。

「ししくい坂」と呼ばれる急登に取り付きます。

写真ではその勾配が伝わり辛いですが、九十九折れながらの急登がしばらく続きます。
山頂へ向けての踏ん張りどころでしょうか。

巨岩の間を通過していきます。

だんだんと大きな岩がゴロゴロの道に変わってきます。
一歩を踏み出すのが大変ですが、一気に標高を稼げるので頑張って進みましょう。

瑞牆山の山頂を目指し、左手に進んでいきます。
最後の踏ん張りどころですよ!!

山頂直下の富士見平からの道と出合います。ここから山頂までは10分ほどです。
不動の滝ルートは歩く人が少なく、とても静かに、山歩きを堪能できました。

山頂直下のクサリ場です。
直登が難しい場合は、写真の左手からも登る事ができます。
こちらの方が難易度は低いですよ。

シャクナゲもきれいな花を咲かせていました。

グイッとロープを登り・・・

ガシガシとハシゴを登ると・・・

山頂に到着しました!!
瑞牆山の標高は2230m。いや~、なかなかの急登でした。。

山頂には方位盤があります。
これで山頂から望む山々を確認(山座同定)することができますね。

雲に覆われている八ヶ岳。
こう見ると裾が広いですね。

南アルプスです。山頂からは南西の方角ですね。
右から鋸山、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、アサヨ峰と続きます。
北岳、間ノ岳、農鳥岳は雲の中。。。

山頂から下に視線を落とすと「大ヤスリ岩」がそびえています。
ものすごく大きな岩です。

北側です。
中央に浅間山でしょうか。その右に御座山ですね。
左側には四阿山、湯ノ丸山まで望めました。

南東側には金峰山が大きく望めます。山頂の五丈岩も良く見えます。
左には朝日岳ですね。

山頂に建つもう一つの標。
梅雨時期とは思えない天気に恵まれました。

山頂に咲くシャクナゲも、陽の光を浴びて気持ち良さそうに咲いていました。

山頂で昼食を食べたり景色を堪能したりと、40分ほど滞在し瑞牆山を満喫したので、
これから下山します。
下山ルートは瑞牆山荘へと向かうルートを下りていきます。

大ヤスリ岩の近くまで下りてきました。
ちょうど航空機が雲を引いて飛んでいたので、大ヤスリ岩と一緒に。

大ヤスリ岩の真下まで来ました。
ここから見上げるとその大きさに圧倒されます。

瑞牆山荘へと続くルートもきれいに整備されていました。
また、瑞牆山登山のメジャールートなので、この日は多くの人が歩いていました。

メジャールートとは言え、かなりの急登です。
途中、何箇所かクサリが架けられている場所があります。

どんどん標高を下げ富士見平へ向かっていきます。
木の階段も設置されている場所まで来ると、だいぶ歩きやすくなります。

天鳥川の渡渉点まで下ってきました。
ここから少々登り返して富士見平へと歩いていきます。
ここの登り返しが地味にキツイですね。。。

途中、小川山への分岐点を通過していきます。
指導標のとおり「富士見平小屋」へと歩みを進めます。

人気のお山だけあって、どのルートもきれいに整備されています。

富士見平小屋に到着しました。
ここで小休止し、瑞牆山のバッジを購入しました。
金峰山のバッジも売っています。

富士見平小屋から瑞牆山荘方面へ歩いていき、途中で、みずがき山自然公園方面へ分岐していきます。

10分ほど歩くと、自然公園へ向かう道との分岐点に出合ました。
分かりやすい指導標です。

ここからはハイキングコースなので、歩きやすさが倍増します。
ついついペースが上がってしまいますね。

道中、開けた場所からは瑞牆山が望めます。
左側に大ヤスリ岩がはっきりと確認できました。

みずがき山自然公園へ向けてどんどん歩いていきます。
この道は下り基調なので歩きやすいですよ。
指導標では「芝生広場」と書いています。

苔むした場所もあります。
新緑の緑と苔の緑、癒されますね。

渡渉点もありますが、木の橋が架けられているので問題なく通過できますが、
ちょっぴり怖いです。。

登山口まで下りてきました。
とても良い山歩きができ大満足です。

ここから300mほど車道を歩いて、みずがき山自然公園へと向かっていきます。
登山口にある駐車場も一杯でした。

みずがき山自然公園に戻ってきました!!
瑞牆山周回コースのゴールです。
見た目は荒々しい山容ですが、お花もたくさん咲いていて、歩きやすいお山でした!!

梅雨の晴れ間の充実した山行となり大満足です。

瑞牆山荘からのピストンも良いですが、ぜひ、みずがき山自然公園からの周回コースを歩いてみてください。

いろいろな瑞牆山を体験できますよ。

次は紅葉の時期に歩こうかな。