富士山 ~富士宮口から頂へ~

2回目の富士登山に行ってきました。

前回の富士山は、山梨県側の吉田口登山道を歩きましたが、今回の富士山は静岡県側の富士宮口登山道と御殿場口登山道を歩きました。

富士山 ~日本最高峰へ~
一度はその頂に立ちたいと思っていた富士山。 毎年多くの登山者さんがその頂を目指して登っています。 いざ! 憧れの日本一の頂へ― 日程 2013年7月19日(金)~2013年7月20日(土) 行程(1日目) 富士スバルライン五合目(09:30)・・・六合目(10:5...

天気にも恵まれ、御来光もバッチリ拝む事ができました!!

日程

2016年7月23日(土)~2016年7月24日(日)

行程(1日目)

富士宮口五合目(10:00)・・・六合目(10:45)・・・新七合目(12:13)・・・元祖七合目(13:28)・・・八合目(14:56)・・・赤岩八合館泊(16:00)

GPSトラッキング(1日目)

Total distance: 5.19 km
Max elevation: 3308 m
Min elevation: 2381 m
Total Time: 05:32:19

山のぼり開始(1日目)

今回の富士登山は、東海道新幹線で新富士駅まで行き、そこから富士宮口五合目まではタクシーを利用しました。 総勢8人でのグループ登山だったため、五合目行のシャトルバスではなくタクシーを選びました。 こだま631号に乗り、いざ新富士駅へ。

富士宮口五合目に到着!! あたりはガスで覆われていて、展望はありませんでした。

富士山のゆるきゃら発見!! カメラを向けるとポーズをしてくれました。 なかなか愛嬌があり、いろんな登山者さんたちとの記念写真に納まっていました。

いよいよ登山開始です。 富士宮口五合目の標高は2400m。今日は宿泊地の山小屋まで登ります。

あたり一面ガスガスで視界が悪いです。 もちろん展望なんてありません・・・。残念です。。。 しかし、晴れていない分、涼しい中での登りだったので、これはこれでアリだな。と思いました。

五合目からほどなくして六合目に到着です。 ここには雲海荘という山小屋があります。

雲海荘の奥には、宝永山荘もあります。 六合目とはいえ山の中に自動販売機があるなんて、多少の違和感を覚えます。ありがたいことですが。。。

六合目まではなだらかな登りでしたが、ここから先はやや勾配のキツイ登りが始まります。 涼しいとは言え、勾配のキツイ登りを歩くと暑くなるので、ウェアの調整は大切です。

六合目から少し登ったところから振り返ると、雲海荘と宝永山荘の屋根が見えました。 また、たくさんの登山者さん達が登っているのも確認できます。

時折、青空が顔を出してくれました。 曇っている方が涼しくて登るには適していますが、やっぱり青い空が見えるとテンションが上がります。

宝永火口方向です。 湧き立つ雲と青い空、茶褐色の富士の土が現実離れした光景を生んでくれます。

新七合目まで残り300mほどの地点です。 この箇所は、やや登山道が細いので、登りと下りでルートが別れていました。 山側が下山道、谷側が登山道です。

ガスの中から新七合目の山小屋「御来光山荘」が見えてきました。 ここまで来ると、あと10分ほどで到着です。

新七合目に到着しました!! 風はほとんど吹いていませんでしたが、ガスガスの中で日差しが無い分、立ち止まって休憩していると肌寒かったです。

小休憩の後、新七合目を出発してしばらく歩くと、元祖七合目の柱標が見えてきました。 新七合目と元祖七合目は案外近いです。

相変わらずガスの中で展望はありませんが、ガスよりも上に上がればきっと大展望が待っている・・・ハズ。。。

元祖七合目の手前で標高3000mを迎えます。 この標高3000mを表す標柱ですが、注意して歩いていないと見落としてしまうぐらい、登山道の脇にひっそりと建っていました。

標高3000mの標柱を過ぎると、すぐに元祖七合目に到着です。 富士宮口五合目の標高が2400mなので、この地点で標高差600mを登ってきたことになります。

富士山といえば金剛杖。 各山小屋では、金剛杖に焼印を押印できます。お金はかかりますけど。 山小屋ごとに焼印のデザインが違うので、コレクター魂が揺さぶられますが、私は一度も金剛杖を買ったことがありません。

元祖七合目の山口山荘で、頂上までの標高差は700mほどあります。 山頂御来光を目指すなら、八合目での宿泊が楽チンですが、みんな同じことを考えるので八合目の山小屋は混雑します。 七合目だと山小屋もさほど混雑しませんが、山頂御来光までの道のりは長いです。

八合目に向けて出発です。 いままでのザレた道から岩の多い道に変わりました。ザレた道よりも歩きやすいです。

露岩の登山道です。 足を置く場所も多いので、転ばないように進めば問題ありません。

見えてきました! 八合目の山小屋が!! 標高を上げるにつれてガスもだんだんと薄くなってきて、薄日が差す程になってきました。

八合目に到着!! 到着時は周囲はガスに囲まれていましたが・・・

ほんの10分ほどで一気にガスが晴れました!!

雲の上まで登ってきました。 青空と雲海。すばらしい景色です。

八合目に向かってたくさんの登山者さん達が登っています。

ここまでは富士宮口登山道を登ってきましたが、今回宿泊する山小屋は御殿場口登山道にあります。 なので、富士宮口八合目からブル道をトラバースして御殿場口登山道へ向かいます。 正規ルートではないのですが、黙認といった感じでしょうか。トラバースルートにはしっかりと案内板が設置されていました。

しっかりと整備されている道なので、道迷いの心配はありません。

辺りには大きな岩がたくさん転がっています。 上から落ちてきたもののようです。 「落石注意」の標が建っているあたりは、山側に注意しながらなるべく早く通過した方が良いです。

トラバースルートなので、ほぼ平坦です。 景色に見とれすぎないように、この辺りもササササッと通過しましょう。

山頂方面はこんな感じです。 いつ落石があってもおかしくないと感じさせる場所です。

5分ほどのトラバースで御殿場口登山道に到着します。

無事に御殿場ルートにトラバースし、ここから宿泊場所の「赤岩八合館」までは20分ぐらいの道のりです。 登山道に建っている標柱にも「山頂」の文字が現れてきました。

見えました!! 本日の宿泊地の赤岩八合館が!! ここからだと、あと10分ほどでしょうか。

ここにきて日差しがギラギラで、今日一番、登りがキツイと感じました。 展望はありませんが、ガスの中を登る方が良いですね。。。

標高3300mの赤岩八合館に到着しました。 小屋前のベンチに座って、ザックを降ろして、ホッと一息ついて。

絶景です。 空の色がものすごかったです。 地球上では無いような感覚になるぐらい、ずーっと見ていても飽きません。

山小屋の前には、「ここからの御来光はサイコ―だよ!!」というニュアンスの柱標が建っています。 確かに東向きなので、好適地なのが分かります。

赤岩八合館のトイレも、富士山のトイレではポピュラーな「バイオトイレ」となっています。 微生物がう〇こを消し去ってくれて、臭いも分解してくれます。

山小屋の入り口からの一枚。 寝床は二段タイプです。下のほうが出入りは楽です。 1人1枚の布団があります。快適です。サイコ―です。 前回登ったときの吉田ルートの山小屋は3人で1枚の布団でしたからね・・・

だんだんと日が暮れてくると「影富士」が現れました。 写真では伝わり辛いですが、超巨大な影です。

このあと、夕食(カレーライス食べ放題)をいただいて、持参した日本酒を飲んで、20時ごろに就寝しました。

翌朝は山頂御来光を目指すので、1時起床、1時30分出発です。

行程(2日目)

赤岩八合館(02:00)・・・御殿場口頂上(04:23)・・・富士宮口八合目(08:01)・・・元祖七合目(08:53)・・・新七合目(09:48)・・・六合目(10:46)・・・富士宮口五合目(11:28)

GPSトラッキング(2日目)

Total distance: 8.23 km
Max elevation: 3726 m
Min elevation: 2384 m
Total Time: 09:01:45

山のぼり開始(2日目)

おはようございます。 睡眠バッチリで体調も問題なしです。高山病の症状もありません。 天気は快晴、風はやや強いですね。 レインウェアを着て、ニット帽をかぶって、ヘッドライトONで、いざ山頂へ!!

徐々に東の空が白んできて、赤味を帯びてきました。 下界の街の明かりも確認できるので、雲海は薄めです。 サイコ―の御来光日和となりました。

御殿場ルートの山頂にある鳥居です。 日の出の30分前に到着しました。さてさて、御来光ポイントを探しましょう。

山頂にはたくさんの人が詰めかけていました。 右のピークが剣ヶ峰で、富士山の最高標高地点となります。剣が峰の標高は3776mです。 左のピークは三島岳。こちらの山頂にもたくさんの人が詰めてますね。

今回の御来光は、御殿場ルートと富士宮ルートの間にある駒ヶ岳で見る事にしました。 中央下部の鳥居が御殿場ルート頂上の鳥居で、右のピークは朝日岳です。

駒ヶ岳からの御来光は、正面の朝日岳の右側から登ってきます。 燃える空に朝日岳のシルエット。

全面を覆い尽くすものではありませんが、雲海も確認できました。

祝!御来光!! 日本の最高点からの御来光は格別です。

富士山が御来光に照らされて、その西側には影富士が出現!! 今回の登山では、夕暮れ時の影富士につづき、朝焼け時の影富士も見れました!!

駒ヶ岳も御来光を見るためにやってきた方々でギュウギュウ詰めです。 朝日を浴びると一気に暖かくなってきます。

モルゲンロートの剣ヶ峰。 こちらもすし詰め状態ですね。。。

すっかり辺りは明るくなり、ヘッドライトはもう不要ですね。 ここから赤岩八合館に戻り、朝食を食べましょう。

東の空が輝き、雲海を照らしています。 今日も一日、良い天気に恵まれそうです。

富士山は赤褐色の山肌です。 下山時は砂を巻き上げがちになるので、スパッツがあると良いかもしれません。 マスクをしても良いですね。

一気に赤岩八合館まで下りてきました。

出発時には気が付きませんでしたが、柱標があったんですね。 標準タイムで90分、今朝は130分かかりました。

山頂方面を望みます。 とっても良い天気!

赤岩八合館で朝食を済ませ、これから下山です。 登りとは逆ルートをたどるので、八合目で御殿場ルートから富士宮ルートに戻ります。 右に見える小屋は富士宮ルートの八合目です。

下山も長丁場となるので、転倒に注意しながら歩きます。 富士宮ルートの八合目付近は露岩の急坂なので、慎重に通過しましょう。

振り返ると、たくさんの人が下山しています。 あれだけの人が山頂にいましたからね。 本当に富士山は人気のある山だな。と、再認識しました。

元祖七合目が見えてきました。 まだガスのはるか上です。 昨日はこの辺りではガスの中だったので、今日登られる方は暑さで大変かも。

新七合目を過ぎて、五合目の駐車場が見えてきました。写真の右側です。 左側の建物は六合目の宝永山荘と雲海荘です。

無事に五合目に下山です。 このあたりはガスに覆われていました。

初めての静岡県側からの富士山でしたが、天気にも恵まれて、御来光もバッチリで、良い山行になりました。

富士宮ルートも御殿場ルートも、山梨県側の吉田ルートと比べると、登山道も山小屋も空いています。

都内からのアクセスは、吉田ルートと比べるとやや悪くなりますが、快適な山小屋泊ができるのでおすすめです。

次は、御殿場ルートのピストンをしようかな。