大菩薩嶺 ~富士と南アルプスの展望台~

山歩きの醍醐味と言えば・・・

山頂を踏むという達成感はもちろんですが、道中や山頂からの景色も外せない要素ですね。

その場に行かなければ見れない景色を求めて。という理由で山のぼりをしている人も多いのではないでしょうか。

天気にも恵まれた5月の週末。

展望が良く、未だ登っていない百名山、できれば富士山が見たい!!という条件を満たせそうなお山はどこかな?と探していると・・・

ありましたよ!ぴったりのお山が!!

その名も「大菩薩嶺」

奥秩父山塊の南端に位置する名峰からの富士山は絶品でした!!

日程

2018年5月19日(土)

GPSトラッキング

Total distance: 9.3 km
Max elevation: 2062 m
Min elevation: 1585 m
Total Time: 04:09:30

行程(日帰り)

上日川峠(09:30)・・・福ちゃん荘(09:55)・・・富士見山荘(10:00)・・・大菩薩峠(10:45)・・・賽ノ河原(11:10)・・・雷岩(11:50)・・・大菩薩嶺(12:10)・・・雷岩(12:20)・・・福ちゃん荘(13:30)・・・上日川峠(14:00)

山のぼり開始

今回の山行は上日川峠から入山して大菩薩峠へ登り、そこから稜線を歩いて大菩薩嶺へと向かいます。
9時くらいに駐車場に到着しましたが、この時点でほぼ満車でした。

駐車場にあるトイレ。水洗できれいです。
ここで入山前の身支度を整えましょう。

登山口に立てられている案内図。
まずは「福ちゃん荘」を目指して歩いていきます。

上日川峠に建つ「ロッジ長兵衛」
このロッジ長兵衛から道を挟んだ向かいにキャンプ場(テン場)があります。
また登山届を提出するポストも設置されています。

登山道の入口に建てられているコースタイム。
福ちゃん荘から唐松尾根を登って大菩薩峠から下る「時計回り」ルートを歩く人の方が多いんですかね?
今回は「反時計回り」ルートでの周回となります。

さぁ、入山準備もバッチリ!
いざ大菩薩嶺へ!!

福ちゃん荘までは、なだらかな樹林帯の道が続きます。
ウォーミングアップを兼ねてゆっくり歩いていきましょう。

登山口から25分ほどで福ちゃん荘に到着です。
飲み物や食事、お土産など、何でもそろっている小屋です。

ここで登山道が二俣に分岐します。
今回は右手側の大菩薩峠へと向かいます。

分岐点にはトイレも設置されています。

福ちゃん荘から5分ほど歩くと「富士見山荘」に到着します。
今は使われていない小屋です。

富士見山荘にある大きなブランコ。
いまは1つしかありませんでしたがきちんと使えます。が、自己責任で使ってください。

富士見山荘から進むと旧道との分岐点があります。
旧道には入らず指導標どおりに大菩薩峠方面へ歩いていきます。

しばらく歩いていると勝縁荘(しょうえんそう)がありました。
ここも今は使われていません。

勝縁荘を過ぎて緩やかに標高を上げながら大菩薩峠へと向かっていきます。
きれいに整備された道で歩きやすいです。

登山道に咲くミツバツツジでしょうか。
きれいに咲いていました。いまが見ごろです。

苔むした場所もありました。
以前はこの場所に水が流れていたんですかね?

大菩薩峠が近づいてくると視界が開けてきます。
展望が期待できそうな稜線ですね。これから歩くのが楽しみになります。

大菩薩峠に建つ休憩舎。
屋内にはベンチがあります。トイレもあります。

大菩薩峠に建つ「介山荘」です。
左右の売店ではいろいろなものが販売されています。山バッジの種類も豊富で介山荘オリジナルのバッジもあります。

峠を見守る可愛らしい地蔵さま。

大菩薩峠に到着しました。標高は1900mほどです。
いや~良い天気です。ここから雷岩に向かって展望の良い稜線歩きをしていきますよ。

南アルプスも目の前に!!
やや雲がかかっていますが、これから雲が晴れる事を期待しつつ。

大菩薩峠にある山頂方位盤。
この峠は大菩薩嶺の山頂ではないのに、なぜここに山頂方位盤があるのか・・・
方位盤は好展望地に建てますよね。つまり、そうゆうことです。。

この日はたくさんの人が大菩薩峠を訪れていました。
奥に見えるお山は熊沢山です。

雷岩に向けて稜線を歩いていきます。
ここもきちんと整備されているので危険個所はありません。

こんな感じの岩稜帯もありますが、足を置く場所もしっかりとあるので問題なく通過できます。

稜線から富士山方向を望むと・・・
こちらも雲に覆われてその姿をしっかりと見る事ができません。雲が晴れるかな・・・
手前に見えるのは大菩薩湖で上日川ダムが設置されています。

岩稜帯の上から歩いてきた道を振り返ります。
だいぶ標高が上がってきました。大菩薩峠から雷岩までに100mほど標高を上げます。

稜線の道中にある親不知ノ頭。
いまだ富士山は見えず・・・

親不知ノ頭から、これから歩くルートを見渡します。
まず賽ノ河原へ向かって下り、そこから写真の左上方向の雷岩に向けてなだらかに登り返していきます。
賽ノ河原には無人の小屋が建っています。

賽ノ河原に到着しました。
場所の名のとおり、石を積んだ塔がたくさんありました。

賽ノ河原から少し歩くと展望の良い場所があります。
そこから望む南アルプスですが、まだ雲が多くてきれいに望めませんでした。

同じ場所から富士山を望むと、、、
おっ、山容が見えてきた!もう少しで雲が晴れそうです!!

ふたたびの岩稜帯。
ここも見た目以上に登りやすいので問題なく通過できると思います。

正面のピークに向けて登っていきます。
ほんとに快適な稜線歩きができるお山です。

標高2000m地点に建つ指導標。西暦2000年に設置されたものみたいです。
標高2000mと西暦2000年。なるほど。そうゆうことですね。

ここから雷岩までは20分ほどでしょうか。
まだまだ快適な稜線歩きは続きますよ~

振り返ると歩いてきたルートが一望できます。
中央に熊沢山、その右に小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山でしょうか。

見えてきましたよー、富士山が!
どんどん雲が晴れてきて良い感じになってきました。

雷岩に向けての歩みも終盤戦です。
このピークを登りきると、、、

雷岩に到着します。
ここで福ちゃん荘から分岐している唐松尾根と出合ます。

雷岩から5分ほどあるくと大菩薩嶺の山頂に立てます。
標高は2057mです。
ここには山頂方位盤はありません。樹林に覆われているのでまったく展望が無いからです。
山頂なのにちょっぴり残念ですね。。。

方位盤はありませんが、山頂なので三角点はしっかりと設置されています。

山頂から雷岩に戻って昼食を食べようと場所を探していると、
富士山がその姿を現してくれました!!
やっぱり山から望む富士山は良いものですね。

南アルプスにかかっていた雲も晴れました。
一帯が一望できるほんとに贅沢なお山ですね。大菩薩嶺は。
右側の山頂に雲を従えているのが甲斐駒ケ岳、その右は鋸山。
甲斐駒ケ岳から左に仙丈ケ岳、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳。塩見岳は雲の中、東岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳と、3000m峰が勢揃いの見事なスカイラインです!!

贅沢な景色を眺めながらの昼食を終え、下山する時間となりました。
下山ルートは唐松尾根を歩き、福ちゃん荘を目指します。

唐松尾根の上部は急登のガレた道なので、転倒や落石に注意しながら歩いていきます。

20分ほどでガレ場を通過すると、樹林帯の中の歩きやすいトレイルとなります。

新緑の時期なので森の緑が明るいです。
太陽の光も強く、さらに緑を輝かせていました。

40分ほどで福ちゃん荘に到着し、ここで小休止です。
ここも大勢の人達がいました。今日は多くの人が大菩薩嶺に入山していましたよ。

福ちゃん荘から下山口のロッジ長兵衛へ向かう道の途中、なんとも言えない指導標が建っていました。見事な誘惑ですが、車の運転があるのでぐっと堪えなければ・・・

無事に下山です!!
ロッジ長兵衛に立ち寄り大菩薩嶺の山バッジを買いました。

大展望を満喫できる爽快な稜線歩きが楽しめる良いお山でした。

1時間ほどの登りでこれだけの景色が味わえるのはコスパが良いですね!!

次の機会はバスでアクセスし、下山後に生ビールをいただきます!