半月山・社山 ~鮮やかな紅葉に彩られた奥日光~

11月ですね。
だんだんと寒さが強まってきますが、体はなかなかついてこれません。

寒さが強まると山々はどんどん秋色に染まってきます。

寒さは嫌ですが、秋色に染まった山を歩きたくなります。

天候が安定する予報が出ている週末、関東周辺の山々で紅葉がベストなお山はどこかな?
と、探していると・・・

見つかりました!!

栃木県日光市の中禅寺湖の周囲にあるお山で、その名は「半月山」と「社山」です。

道中も展望の良い稜線歩きができて紅葉もバッチリ!!

晩秋の奥日光で充実した山行となりました。

日程

2018年11月3日(土)

GPSトラッキング

Total distance: 18.37 km
Max elevation: 1830 m
Min elevation: 1156 m
Total Time: 07:33:22

行程(日帰り)

立木観音(07:00)・・・狸窪(07:40)・・・半月峠(08:40)・・・半月山(09:20)・・・半月峠(09:50)・・・阿世潟峠(10:30)・・・社山(12:10)・・・阿世潟峠(13:10)・・・阿世潟(13:35)・・・狸窪(14:00)・・・立木観音(14:50)

山のぼり開始

今日の山行は「立木観音駐車場」がスタートです。
ここから中禅寺湖畔を狸窪まで歩いて、半月山 → 社山と巡り、再びこの場所に戻ってくるルートです。
ここの駐車場は30台ほどが停められる広さですね。24時間使用可能なトイレもあります。

駐車場からすぐの場所に建つ「中禅寺」。
天台宗の寺院で世界遺産に登録された日光山輪王寺の別院です。
朱色が鮮やかです。

歌ヶ浜駐車場から望む男体山。
この駐車場にもトイレがあります。立木観音駐車場よりもかなり広いですよ。
湖畔に位置する駐車場で展望が良いので車中泊で利用する方が多く、早朝から満車に近い台数が停まっています。
「展望の歌ヶ浜、静寂の立木観音」と言ったところでしょうか。

男体山の逆方向にはトンガリピークの社山がきれいに望めました。
湖面がもう少し静かであれば、きれいな「逆さ社山」が見えるはずでした。

正面には上州との県境の山々が見えます。
左のピークは錫ヶ岳、雲がかかった白根山、五色山、金精山と続いています。

歌ヶ浜からの展望を楽しみ過ぎて時間が押しているので、そろそろ半月山に向かって歩かなければ。。。
狸窪に向かって中禅寺湖畔に設けられた遊歩道を歩いていきます。

きれいに整備されていて、平坦なのでとても歩きやすいです。
体を温めるには丁度良い道かもしれません。周りの紅葉を眺めながら歩けますよ。

しばらく歩いていると「英国大使館別荘記念公園」との分岐点に出合います。
右に行くと英国大使館別荘記念公園、左に行くとフツ―の遊歩道。
せっかくなので記念公園に立ち寄っていきましょう。

記念公園に建つ建物。早い時間だったので中には入れませんでした。
この建物の中に入るには入館料が必要です。
建物に入らず公園の散策だけであればお金はかかりません。

記念公園から望む、半月山と社山と八丁出島。
左が半月山で右のトンガリが社山です。
手前に延びる八丁出島の色づきも良い感じですね。

英国大使館別荘記念公園の隣には「イタリア大使館別荘記念公園」があります。
そこに至るまでに遊歩道の紅葉が素晴らしいですね!!朝日を浴びてキラキラと輝いています。このペースでは半月山に着くのはいつになる事やら。。。

イタリア大使館別荘記念公園の紅葉を楽しんだので、半月山に至る道の入口となる「狸窪」を目指して中禅寺湖畔を進んでいきます。
さすがに時間的にヤバくなってきたので本気を出して進みたいところですが、、、
きれいな紅葉ですね!!

男体山も大きく望めました。
歌ヶ浜からよりもこの辺りからの方が、人工物が入らないので良い感じです。

やっとのことで狸窪に着きました。
ここから半月峠へ向って登っていきます。ここから登山開始です!!

狸窪から半月峠へと至る登山道は、とてもきれいに整備されています。
くっきりはっきり明瞭な道なので、よっぽど油断しない限りは道迷いの心配は少ないと思いますが、地図は必ず携帯していきましょう。

指導標も建てられているので、「どれぐらい歩いてきた?」、「あとどれくらい?」という情報が容易に手に入ります。
こうゆう情報って、山の中ではありがたいですよね。安心感がハンパないです。

勾配もさほどきつくなく、きれいな道なので、ごりごりの登山道というよりもハイキングコース的な感じですね。

ふたたびの指導標が登場します。
あと0.6kmで半月峠に至りますね。

半月峠に向けての最後の踏ん張りどころです。
まぁ踏ん張りどころと言っても「胸突八丁」感は無いですよ。

半月峠に到着です!!
右側の道を登ってきました。左の道は社山に続く道です。
半月山に登った後、ふたたびこの峠に戻ってきて社山に向かいます。

半月峠からは南西方面の展望がすばらしいです。
黄金色に輝くカラマツの向こうに、皇海山、庚申山、袈裟丸山と言った名山が望めます。

半月峠から半月山の山頂へと向けて進みます。
今までの道と比べると、やや急な道になります。

振り返ると、すばらしい展望を見る事ができます。
手前の黄金色のピークは中禅寺山。その左には社山。

視線を少し左にずらすと、皇海山、庚申山、袈裟丸山と続くスカイランが見事です。

どピーカンな天気!!
日差しの下ではポカポカで気持ち良いですが、日陰に入ると空気は冷たいです。

半月山の駐車場です。
ここまで車で来る事ができて、駐車場から半月山の展望台まで簡単なトレッキングが楽しめますが、それ以外の道を歩くには登山装備が必要ですよ。

半月山の方向を示す指導標。
この辺りに展望台がありますが、まずは山頂に行きましょう。

半月山の山頂に到着です!!
山頂は樹林帯の中にあるので展望は効きません。。。残念・・・

山頂の柱標の近くに三角点があります。
展望は無いですが基準点はありますよ!!

やっぱり展望がみたいですよね。。。がんばって登ってきたのですから。
ということで、山頂からサクサクッと歩いて半月山展望台にやってきました!!
展望台にある同位盤です。

展望台から西側の展望です。
右側の双耳峰・皇海山が大きいですね。いつかは登ってみたい山です。
その左には庚申山、袈裟丸山。

展望台からの景色と言えば、この角度ですよね!!
「中禅寺湖の紅葉」で良く目にする写真です。一度見たかった景色です。
中禅寺湖へと延びる八丁出島の紅葉が見事ですね。
正面のお山は男体山です。右に女峰山、左に太郎山、山王帽子山、難読な於呂倶羅山(オログラヤマ)と続いています。

展望台からの景色を堪能したので、今日の目的地・社山を目指して先に進みます。
まずは半月峠まで大展望を望みながら標高を下げていきます。

サクサクッと半月峠まで下ってきました。
ここから中禅寺山まで登って、阿世潟峠まで下って社山へ登り返す。という道のりを進んでいきます。

中禅寺山に到着。半月峠からは30分ほどでしょうか。

三角点?(違うかな。。)もあります。

ここからまた下るんです。阿世潟峠まで。。せっかく登ってきたのに。。
という気持ちになりますが、阿世潟峠までは明るく展望の良い尾根道なので、気分の落ち込みは少ないですよ!!きっと。

展望の良い尾根道を下って阿世潟峠に来ました。
ここから社山に向かってグイグイ登っていきますよ!!

社山からの下山は、半月峠ではなく阿世潟へ向けて降りていきます。
まぁ少々先の話ですけどね。

社山への道は急登が続きますが、展望がとても良い道なので周りの景色を見ながらゆっくり歩いていきましょう。

たまに振り返ると、いままで歩いてきた道を一望できます。
カラマツの黄葉が見事ですね!!

中禅寺湖と男体山も、ずーっと見る事ができます。
正面右に歌ヶ浜がありますね。男体山の右には女峰山があるのですが雲の中・・・

あれが社山の山頂か!?
いいえ、残念ながら正面のピークの向こう側に山頂があります。

黄金色のカラマツ。
こんな道が続くので急登ながらも気持ち良く歩けます。

再びの振り返り。
左端に歌ヶ浜、正面は社山、中禅寺山。
いや~、ここまで歩きまくってきましたね!!
この景色を見ると、「ここまで歩いてきたんだ。」という達成感と充実感に浸れます。

こんどこそピークか!?
いやいやまだまだ。社山のピークは姿を現しませんよ。
正面のピークの樹林帯を抜けた先に本当のピークがあります。

きたーーーーーっ!!
奥日光の山々が丸見え!!
右から太郎山、山王帽子山、於呂倶羅山、高薙山と続きます。
その麓には戦場ヶ原、小田代ヶ原が広がっています。

山頂直下の樹林帯。
正面のピークは社山の山頂です!!

山頂に到着!!
半月山からの稜線歩きは、なかなか歩きごたえのある道でした。
がんばって歩いた末の山頂なので、達成感も格別ですよ!!

12時を過ぎたころから雲が多く湧いてきましたが、日差しが幻想的に降り注ぎ、これはこれで良い景色です。
足尾の山々が柔らかな日差しを浴びて浮かび上がっています。

山頂の全容です。
南側は開けていますが、それ以外は樹林に遮られ展望は良くありません。
山頂から2分ほど西側へ歩くと開けた場所に出られるので、昼食タイムはその場所が良いと思います。

昼食も終わり、これから下山します。
まずは阿世潟峠まで下りますよ。

一気に阿世潟峠まで下ってきました。
ここから中禅寺湖畔の阿世潟方面へ下ります。
この峠から湖畔までは25分ほどなので、とても近いです。

阿世潟峠から湖畔への道は、初めはやや急ですが階段が整備されているので問題なく歩けますよ。ただ疲労が溜まった足には少々キツイ階段に感じるかもしれません。

階段が終わると勾配が緩くなり歩きやすい道になります。
ただ、この時期は大量の落ち葉が登山道を覆っているので、滑らないように注意が必要です。

阿世潟まで下ってきました。
ここからは中禅寺湖畔沿いに歌ヶ浜まで50分ほどのハイキングです。

今朝半月峠に登る際に通った「狸窪」に戻ってきました。
歌ヶ浜までは2kmを切りましたね。

中禅寺湖畔の紅葉はピークを迎え、天気にも恵まれた最高の山行となりました。

この時期は紅葉を楽しみながら歩けるルートなので、ぜひ半月山と社山の両方を登ってみてください。時間的、体力的に心配であれば、どちらか一方だけでも楽しめると思います。

半月山から社山に続く稜線はアップダウンが大きいですが、景色を楽しみながらゆっくり歩いていきましょう。

新緑の時期も良さそうですね!